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ドコモとソフトバンク、2016年度の決算から考える姿勢の違い

通信各社の決算が出まして、象徴的だな、と感じた2社(ドコモ、ソフトバンク)についてまとめてみます。

両社とも増収増益なところは間違いないのですが、そこから何が起きるのか?

成長か、還元か。企業としての姿勢の違いを感じます。

ドコモの利益は9,447億円

一時期減益に苦しんでいたドコモも、見事に増収増益。

想定以上に利益が出た模様で、9,000億円を突破する利益額となりました。

その利益をどうしていくか?ということなのですが…

「お客様還元」を割と大きめに打ち出しています。

具体的に出たものとしては、カケホーダイ・カケホーダイライトに続いての新料金プラン。

名前はシンプルプラン、として、980円で利用可能になるものです。

つまり、通話はやっぱり使わないよー、という人が不要に通話料を負担することを避けるものですね。

無駄遣いがなくなる、という意味で還元になります。

(とはいえ、データ通信料は値上がりになるので本当の還元か、というと微妙なところですが…)

他にも還元施策は検討中とのことでしたので、期待がもてます。

ソフトバンクは1兆円を超える

さて、対してソフトバンクは、ついに1兆円の利益を突破しました。

以前から決算説明会では、「金の卵を産むガチョウ」と表現し、投資対効果が高いことをうたっていたソフトバンク。

今回の決算では、「空飛ぶ金のガチョウ」と、本体が金になったことを伝えています。

時価総額ですね。

面白いのは、ソフトバンクグループ全体で見ているので、決算説明会でも国内通信事業に触れるパートはもうほとんどありません。

純増数一位でひたすらブランディングに明け暮れたのは過去の話ですね。

どちらかというと、ドコモの方が通信の実行速度を資料に織り込んだりして、骨太な競争力は語っていますね。

成長の先とは

あくまでもインフラとして、日本国内を中心に生きていうドコモと、投資会社として利益をどんどん出し続けることが正義というソフトバンク、明確に立ち位置の違いが見えた決算だったかと思います。

何を良しとするかは人それぞれですが、ソフトバンクの国内通信事業はキャッシュを生むマシーンとして他への投資源になることだけ意識はしておけばいいかと思います。

今までも兆候はありましたが、2016年度の決算から見えるのは、もう明確に違う分野の会社だなーということでした。 

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amazonPRIMEnowで三越伊勢丹からすぐ届く…とは

宅急便の値上げのニュースもありますが、やはり宅配が激増するのは…?ということで気になるのがamazonの動向。

都内などの一部地域では即日配達のメニューもありましたが、さらに拡充されたようです。

amazon prime nowの機能拡充とは、どのようなもの?

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amazonPrime Nowとは?

そもそも、エリア限定ですがどういうサービス化というと…

  • amazonPrimeの会員限定で
  • 指定エリア内なら
  • 2,500円以上の買い物で
  • 2時間以内に無料配送(1時間以内は追加料金)

というもの。

まさに、注文したものが待ってたらすぐ届く…

の、完成形のようなものですね。

2,500円だからまとまった買い物になるかと思いきや、ちょっと値の張るものなら一品でも全然問題なしですね。

amazon×三越伊勢丹の内容

今回の提携は2時間便のみ、となりますが、有名百貨店がここに加わったのはけっこうおもしろいのではないでしょうか。

三越伊勢丹も、ポイントサービスを拡充していたりするので、中国爆買いが終わった後の生まれ変わりに苦悩していることはうかがえますね。

ちなみに、このタイミングでマツキヨやココカラファインも提携に追加とか。

ドラッグストアの日用品は安いうえにかさばったりするものも多いので、この提携でamazonで買える、というのはかなり嬉しいかも。

お急ぎの百貨店のタイミング

さて…百貨店の三越伊勢丹のモノをお急ぎで買うタイミングは果たしてあるのでしょうか?

服や高級雑貨はさすがに店頭に出向いて買うでしょうし…

色々考えたら、食品とか日用雑貨の、「買いに行くのは億劫だけどちょっといいもの」がamazonprimenowで活躍するのではないでしょうか。

…どちらかというと、primenowではなくてもamazonで買えたら楽ですけどね笑

ブランド価値を棄損しないか、というところとのせめぎあい、バランス感覚のなせるワザなのでしょうね~。

エリア外なのでなかなか試す機会はないですが、拡大してエリアがきたらぜひ使ってみたいサービスですね。 

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SHARP独自発表のAQUOS Rがちょっと気になる

春になりまして、ドコモ等大手キャリアの新商品発表会…に先駆けて、SHARPがメーカーとしての発表会を実施しました。

発表したのはAQUOS Rという、「R」を冠した新しいもの。

いままでは、ZETA,Serie,everなどいろいろなブランドがありましたが…

どのように変わったのでしょうか。

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AQUOS Rの特徴:統合

今回のコンセプトは、ブランドの統合のようです。

今までは、ドコモ、au,ソフトバンクそれぞれに各種の端末をいろいろな名前で出していたので…

きちんと集中をして、リソース分散しないようにしたのではないでしょうか。

特徴としては、Rに秘めた4つの意味。

  1. Reality:リアリティ…臨場感のある映像美
  2. Response:レスポンス…なめらかな反応
  3. Robotics:ロボティクス…人口知能(エモパー)によるサポート
  4. Reliability:リライアビリティ…信頼性、長く使える

正直、1・2以外は結構無理やりやなぁ…とも感じますが笑

SHARPとしての方向性はよくわかりますよね。

まずはレスポンスありき、とは思いますが、映像美はiPhoneでも当然のモノになってきていますからね。

戦うためにはココがないといけないでしょう。

ロボティクスは…ロボホンも主要なSHARPですから、まぁそんなものかな、と。

とはいえ、amazonのechoもそうですが、徐々に音声認識も世間で浸透しそうなので、将来の方向的には間違っていないのかなーと。

リライアビリティは無理やり感がすごいですが、よくよく見るとOSアップデートを2年間保証する、というもののようで、それは今までのandroid勢に足りなかったものですから、かなり好印象かなと。

なぜSHARPは独自に発表したのか?

今まで、SHARPは国内メーカーの横並び方式で、キャリア(ドコモ等)の発表会で粛々とラインナップの1つとして紹介される、というものでした。

これが今回は各種グローバルメーカーのように、独自発表になったのは面白いな、と。

もちろん、鴻海による買収の影響が強いのかと。

キャリア任せにして独自色を出せずにいるより、きちんとSHARPというメーカーを前面に出して戦っていく、という意識の表れなのではないでしょうか。

SHARPが進むグローバル路線への布石か

さらに、そこから想定されるのは、きちんとメーカーブランドを押し出してグローバルに販売するメーカースマホとなっていくこと、ではないでしょうか。

そうでないと、OSアップデートの2年間保証はかなりコスト高になりそうなので…

なので、グローバルを視野に入れて、カスタマイズは極力おさえて数を出していく。

最近グッと高価格高性能化も進んでいる、ASUSのような路線を意識しているのかな、と。

個人的には、SHARPのスマホってサクサク動くし、画面もきれい(ややダイナミックぎるきらいはありますが)なので、バランスが良くてとても好きな機種です。

なので、今後グローバルにいくのであれば、Xperiaと並んで期待大…ですね!! 

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