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楽天でんわ、3分以内の通話無料な新プランの罠

本日10/7、楽天でんわの新プランが発表されました。

目を引くのは、「3分以内の通話は0円」という内容です。

かつ、先着5万人のみという、限定感をあおる表示。

プラン詳細が分かりにくいのですが、この注意事項だけおさえておいてください。

3分以降は20円/30秒とドコモ等の一番高い料金と同水準

通常の10円/30秒のプランには切り替え不可

目次

  1. 3分以内「だけ」無料という罠
  2. 残りの16%を考慮した場合はどうなる?
  3. 誰でも申し込めるわけではない
  4. 期間限定かつ自動切り替え
  5. 上手な使い分け

楽天でんわの3分以内「だけ」無料という罠

事前告知のサイトで出ていたものは、「84%の通話が3分以内」「74%のユーザーの通話料金が2,000円を超えない」といったものでした。

そこから、3分以内の通話を無料にするウルトラマン的な発想は素晴らしいと思います。

しかし、条件があります。

「3分以降の通話は10円/30秒の倍額、20円/30秒」

積み上げていった場合の表がこちらです。

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5分経過時点で、通常の楽天でんわの料金と並ぶことが分かります。

もっとビジュアル化するとこんな感じです。

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油断して5分を超えると、青天井で差が開いていきます。

軽い通話のつもりが、トラブル発生で1時間通話してしまったとすると。

通常:1,200円

新プラン:2,280円

1,000円を超える差がつきます。 

楽天でんわの主張、残りの16%を考慮した場合はどうなる?

調査のやり方を考えてみましょう。

出典は、TCAテレコムデータブック及び楽天リサーチです。

(TCAとは電気通信事業者協会で、純増数の結果とかを公表しているところです。)

実際の通話データを持っていない以上、基本的な調査手法はアンケートだと想定されます。

自分がアンケート対象だったら、と考えてみてください。

正確に通話時間を覚えているでしょうか。 

5~6分くらい話していたとしても、短いなーと思って3分以内と答えることも考えられます。

それをもとに、モデルケースとして大体の数字を出してみました。

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新しい特別プランが、特に安いというわけでもなさそうです。

便宜上、10分の通話を最大にしているので、実際は先ほど述べたとおり青天井のリスクがあります。

月の通話回数を10回と仮定

3分以内の通話が42%、4~6分を14%ずつ按分

それ以上の通話は10分に統一

楽天でんわのプロモーションプランは誰でも申し込めるわけではない

自分がかける電話の時間はコントロールできるぜ!

今までも通話アプリ使い分けてきたからな!

…という、賢い消費者なアナタ。

ターゲットじゃないかもしれません。

条件:既に楽天でんわをご利用いただいているお客さまは特別プランへのお申し込みはできません。 

既に楽天でんわ申し込んでいると、対象外。

…これは、ケータイ各社(ドコモ、au、ソフトバンク)が良くやっていますが、新規加入者を優遇するためのキャンペーンですね。

楽天でんわに期間限定かつ自動切り替え

ここまでは自分がターゲットだな、と思っているあなた。

これは、期間限定キャンペーンです。

2014年10月7日(火) 10:00 ~ 2015年1月10日(金)23:59

 3か月間限定ですね…。

登録メールアドレス宛にメールで告知はある(延長もありうる?)ようです。

そのあとは、自動で既存プラン(10円/30秒)に切り替えられます。

賢く使っていて、ほとんどを3分に抑えたとしても、3か月の天下です。

「3分以内は無料だし!」とこまめに電話をしすぎると、新年早々に痛い目をみます。

 楽天でんわとLINE電話の上手な使い分け

以上のことから、楽天でんわの新プラン一本勝負は危険かと思われます。

LINE電話には、楽天でんわのように3分じゃない無料通話があるよ

罠のある楽天でんわ無料プランを使ってみたが、LINE電話で事足りる  

通話料を下げるアプリは他にもあります。

LINE電話、G-Call、050プラス、などなど…

また、家族通話無料をうまく分けあうという手もあります。

※過去記事にまとめてあります

ドコモやauのスマホで無料通話をする方法-家族で分け合いの活用術

カケホーダイなしで通話料を下げる!たまにしか電話しない人の適切プラン

便利なものだからといって飛びつかず、賢く使っていきたいですね。

それでは。