目で見て体験

スマホの世界や、これからの先進技術をご紹介。

実業家が手がけたインフラに閉じない世界戦略【ソフトバンク決算発表速報】

ドコモは大幅減益決算が話題をさらいました。

auは増収増益でヨカッタネ、ということでした。

ソフトバンクは、、、圧巻ですね。

アリババさまさまのところもありますが。

自らを金の卵を生むガチョウに例えるとは。

※寓話だと鶏だった気も…

※Pepperくんどこ行った?

サマリー

  • 営業利益1兆円を9,000億円に下方修正
  • 上期の営業利益はドコモ、auを抑えて1位
  • スプリントは増益、さらなる投資のため減益を見込む
  • 財務に外資金融渡り歩いた人を抜擢
  • インド・インドネシアの「インターネットカンパニー(コマース)」に積極投資

所感

孫正義は希代の投資家ですね。

そして、バリバリのビジネスマンが、雇われ社長じゃなくて本気でインフラに挑むと、こんなことになるのか、と。

ドコモやauとの最大の違いは、自分の仕事・役割にキャップをはめないことですね。

ドコモやauのある意味すごいところは、年度の利益計画に対して今までは大きく上振れも下振れもせずに、きっちり予定通りの利益を出してきたところです。

※今回のドコモは下げが止まりませんが

ソフトバンクは、下げることを恐れませんでした。

前向きに、投資として。

携帯電話事業

■スプリントについて

ネットワークが弱いなら、設備投資と販促費を詰むのは当然のことです。

1,000億円規模でも、これだけ利益を出している企業なら当然のこと。

ソフトバンクをVodafoneから買収した当時は、有利子負債の多さからも銀行にいいところを見せるために成長「しているように見せる」が急務だったのでしょう。

今も壮大な自転車操業ですが、 1,000億が誤差の範囲にみえるほどになってきました。

■国内携帯電話事業について

さらっとしてますね。

実態は3位ですが、よく見せるための資料作りはお上手だと思います。

調査手法とか、さらっと公正かどうかわからないものいれてありますものねぇ。。

※解析条件:3社のログデータが存在するメッシュのみを解析 とか

※調査地域:地下鉄を除く とか

投資事業

■投資実績

23件掲載して、9割がた回収しています。

というか、アリババの回収金額が9兆円を超えた時点で、他の損失なんてゴミみたいなものですね。

しかし、損をしてでもメディアを味方につけている(Cnet、ITmedia)は謀略が見え隠れしますね。

■重点投資先

インド、インドネシアeコマースに出資しています。

インドに関しては、今後1兆円規模の投資をしていくとか…唖然です。

伸び幅を見ると理解はできますが、資金の投下が日本インフラの雇われ社長じゃ無理ですね。

タクシー配車(OLA)も投資をして、Uberの対抗馬とさせるのでしょうか。

ソフトバンクのリスクヘッジ

ソフトバンクは投資企業と言っていい。

インフラだけでも、寡占状態にあって十分儲かるはずなのですが、常に次の収益の柱を探している印象です。

ビジネスでは当たり前のことですが、1つの商品には寿命があります。

世に出た当初は画期的なものであっても、時代の流れとともに減衰します。

多くは3~5年、インフラで商材の特性上その期間が長い。

それに胡坐をかかずに、常に同じ規模、もしくは超える規模になりうるものに投資をしています。

5年後には、ソフトバンクは通信事業を売却してコマースの会社になっているかもしれませんね。

少なくとも、事業の軸が変わっている可能性は高い。

Uberも、ベンチャー界隈ではにぎわっていますが、評価額が高すぎるUberそのものではなく、地域を絞ってコマースと同時期にやることで、ヘッジをしていますね。

さらには、クルマの動き、人の移動をおさえることで物流との親和性もある。

ノウハウについては、稼ぎ頭のアリババがいる。

これは大きく化けるかもしれません。

 

ソフトウェアから始まり、通信事業、ゲームあたりが目立ってきました。

ゲームはバブルで、長く続かないかもしれません。

その一方で、ロボット・コマース等、規模の大きな投資を実行しています。

おそらくですが、孫正義は自分の役割をいち企業の社長として規定していないでしょう。

通信事業の責任者だ、代表だ…という認識では決して出てこない発想です。

ソフトバンク、ユーザーとしてではなく企業としては末恐ろしいところですね。

希代の投資家が、どこまで伸ばしていくかが楽しみであり、恐怖です。

関連記事