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ジェラートマイスターのピスタチオ味からマーケティング戦略を思う

マーケティング ジェラートマイスター

ハーゲンダッツを駆逐するかもしれないということで取り上げた、ロッテのジェラートマイスターというアイス(ジェラート)についてです。

商品群の作り方が上手だな、と思ったのでご紹介を。

とりあえず、美味しいです。

ジェラートマイスターの定番商品と季節限定商品

定番と季節限定の2種類で成り立っています。

2014/11/10現在だと、以下の通り。

【定番】

  • アルフォンソマンゴー
  • シチリアレモン
  • フランボワーズ
  • マダガスカルバニラ
  • ピスタチオ
  • イタリアンチョコ

【限定】 

  • マロングラッセ
  • グレープフルーツ

【過去の限定】 

  • 洋ナシ
  • ブルーベリー

 過去の限定(夏)は果汁中心のさっぱり系で、秋には濃厚なマロングラッセを導入していますね。

ロッテの英断、定番商品の入れ替えでピスタチオ投入

ジェラートマイスターにピスタチオ味が登場。

これだけ見ると、普通なように思えます。

重視したいポイントは、限定でない「ジェラートマイスター定番」の商品に変化があったことです。

夏場には、エスプレッソ/ジャンドューヤという2つの味がありました。

その2つが姿を消し、ピスタチオがラインナップに加わっています。

確かに、エスプレッソとジャンドゥーヤは、(ジェラートマイスターシリーズの中では)イマイチなお味でした。

美味しいのですが、他のアイスとの差分が特にない。

あえてジェラートマイスターを買う理由を見いだせないものです。

ジェラートマイスターにおける定番の概念とは

ハーゲンダッツ同様、ジェラートマイスターでも定番は変わらない、と思っていました。

しかし、ロッテがとった戦略で素晴らしいと思うのが、きちんと撤退をしたことです。

おそらく、その撤退に合わせてとった路線が「特別感」ですね。

最初に食べてもらうきっかけとして、ジェラートマイスターでしか食べられない味を用意する。

エスプレッソはもちろん、ジャンドゥーヤはチョコ・ナッツ系の味なのでイタリアンチョコとかぶりますし、名前は変わっていますが普通なお味です。

それに引き換え、緑色のピスタチオのジェラートなんて、スーパーで買えるアイスで見たことはありません。

ジェラートマイスターの名前を知らなかったとしても、ついつい手に取らせるには十分なきっかけになりえます。

ジェラートマイスター今後の展開に向けた推察

限定でなく、いきなりジェラートマイスターの定番にピスタチオを入れたのは自信の表れでしょう。

また、今のハーゲンダッツのように商品群を謎に増やしすぎてもブレが生じて、シェアを確保できません。

期間限定2種を濃厚・さっぱりで用意し、他の6種を定番としながらも売れ行きをみて入れ替え戦をする。

成功したら、過去のプレミアムアイスがなしえなかったハーゲンダッツとの張り合う関係を作ることができるかもしれません。

ジェラートマイスター×ピスタチオ、注目株です。

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