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Gunosy Platformはdマーケットと同様にコケるだろう【事業戦略発表会】

2014/11/11に、第一回となるGunosy(グノシー)の事業戦略発表会が開催されました。

場所はベルサール六本木、華やかな場所に投資をしていますね。

TVCMもそうですが、かつての大企業的な思考が伺えます。

今回の目玉は5,000万人都市構想を軸としたGunosyPlatformサービスの開始、ということです。

語感からすると、「ユーザー数とれた」から「プラットフォーム握って儲けるぜ」というところでしょうか。

※グノシープラットフォームとは、そのものズバリなお名前ですこと。。

GunosyPlatformとは

Gunosyを、PV数の集まる拠点とみて、そこから各種サービスの販売につなげていく構想のようです。

■今までのGunosy

Gunosyのマネタイズ方法はニュースを起点にした広告事業でした。

記事を集めて「キュレーション」していると見せながら、その中に広告記事を仕込んで送客し、広告主から媒体費用をもらう、というモデルですね。

半分くらいステルスにした程度の広告販売です。

■これからのGunosy

各種業態と提携したから、素直にそこに送客します!!というモデルです。

ステルス要素を消しましたね。

これだけ正直だとある意味すがすがしいです。

ユーザー数がいるからこそ、Gunosyを起点に販売活動を盛り上げていきたいということらしいです。

Gunosyはニュースアプリを捨てる

プラットフォームとしてバイアスをかけます、と宣言した時点で、純粋なニュースアプリの道は閉ざされました。

初期のGunosy(特にメール配信)においては、閲覧しているユーザーの嗜好に応じて記事を配信するという、個人カスタマイズ型のニュースメディアで、割と先進的であると感じていました。

実際は、そこに記事広告を混ぜるので、嗜好に応じた広告販売ですね。

話題になっているニュースを見ることができるSmartnewsとは全く別軸です。

しかし、今回の発表でわかったことは、提携先に送るただのメディア媒体になったということです。

ニュースアプリ後のユーザーは過去と別ユーザー

今回の方針の転換は、ユーザーの数をとったからできた構想だといいます。

しかし、重要なのは今Gunosyに来ているユーザーと、これからプラットフォームを活用するユーザーは全く別であるということです。

※あと、今のユニークユーザーがどれだけいるかも重要ですね…

毎日Gunosyでニュースをチェックする人はいても、毎日そこを起点に買い物をする人がどれだけいるのでしょうか。

類似しているのが、ドコモのポータルである「dマーケット」です。

ドコモのスマホユーザーは約3,000万人いて、そこを起点に買い物をする人が…いるでしょうか。

数が取れていても、異なる場所を見つめている好例です。

商売色を全開にしたポータルは成功するのか

先ほども述べたとおり、清々しいまでに儲け重視のポータル構想ですね。

どのような内容がユーザーに有用か、ということではなく、どこに送客するかありきで設計をされているように見受けられます。

提携パートナーの顔ぶれを見ると、その業界の雄とは失礼ながら言い難いところが集まっています。

少しでもユーザー数を増やしたいという野心は感じますが、その野心が表に出れば出るほど購買意欲は削がれるということは注意していただきたいものですね。 

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