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目で見て体験

スマホの世界や、これからの先進技術をご紹介。

Tマネーは非モバイル:ユーザーを向いていないCCCの姿勢

先日、Tポイントが「ようやく」おサイフケータイに対応しました。

そして、電子マネーの発表です。

CCC(運営のカルチュア・コンビニエンス・クラブ)がついにモバイルに本腰をいれたか!!と一瞬は思いましたが、予想外にここでプラスチックカードでした。

プリペイド型の非電子マネーは、au WALLETもありますが、CCCの意図は何なのでしょう。 

 

Tマネーの実態

  • モノ:既存のTポイントカード
  • 方法:Tポイント対応店舗で1,000円単位でチャージ
  • 使い道:対象店舗で現金の代わりに利用可能。
  • 対象店舗:全国160店舗のドラッグユタカから開始、TSUTAYAに展開

…TSUTAYA最初使えないのか!とついついツッコミ。

目新しさがないですね。

強いて言えば、Tポイント使いたいし貯めたい、わざわざ小銭出したくない!というときに1枚で済む、というところでしょうか。

おサイフケータイにしないのはなぜ?

私がおサイフケータイ愛好家だから、というのもありますが(そのためにiPhoneとandroidもつ)、なんで対応してくれないのか、と思います。

しかも、主義主張があってのものではなくTポイントは既におサイフ対応してからの施策、というのが変なところなのですよねぇ。

考えられる要因としては、以下のあたりでしょうか。

  • iPhone>androidのスタンス
  • 対応端末の用意、配備にコストをかけたくない
  • ニーズがないとみている

読めない意図:Tポイントとの連携やいかに

リターンがない、というところかと思いますが、これってすごくもったいないことなのですよね。

以前の記事でも書きましたが、各種ポイントサービスの目的として、「ユーザーの購買情報を抜く」ということがあります。

どちらかというと、Tポイントのほうが上位の概念になり、すべての購買情報を管理する。

補完的に、いついくらチャージして利用しているかを把握できるようにする。

しかし、今回はカードをTポイントカードと一本化したことで、Tポイントの漏れはなくなるわけです。

(漏れる場合はプリペイドも一緒にサヨウナラ)

この時点であまり価値がないんですよね。。

利潤を追求するのであれば、次のサイクルでマーケティング価値が出てくるはず。

  • Tポイントをおサイフケータイに入れ、忘れなくする
  • 決済はそのままCCC管理のクレカにして、決済手数料を抜く
  • Tポイント対象外の店舗でもおサイフ/クレカの決済履歴から購買情報をとる

このサイクルだと、ユーザーには荷物が少なくて済む利便性をもたらせるんですよね。

今のCCCがやってることって、自分が情報をとりたいばっかりに安易なほうに流れているように見受けられます。

そんなものを利用したいと思うでしょうか。

ユーザー志向であるべきビジネスの姿

ビジネスはユーザーの方向を向いて行うべきです。

ユーザーが求めているもの、使いやすいもの、便利になるもの。

それをもたらした企業に、対価として利潤がもたらされる。

当然のことなのですが、ユーザーと向き合わずにスプレッドシートと向き合っている企業が多すぎます。

努力の方向をスプレッドシートと上司の顔色から離れて、街に出て自分を含めたユーザー体験向上に向けるビジネスを行ってほしいですね。 

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