目で見て体験

スマホの世界や、これからの先進技術をご紹介。

auスマートパスとSyn.構想はオムニチャネルを加速する

ずいぶん前から開始されているサービスですが、スマートパスの特典が変わってきています。

※余談ながら…イヤーな感じにカタカナの並んだタイトルですね。

映画館700円引きであったり、一休での旅行1,000円引き。

auスマホだけで完結しない、まさに「リアル」の領域への送客です。

auスマートパスの沿革

■アプリ取り放題によるスマホ加速期

もともとは、「372円でアプリ使いホーダイ」というサービス。

思想としては、スマホの黎明期で「何ができるの?」「アプリが楽しいらしいよ」に対するアンサーですね。

スマホだと、アプリがあるらしい。

だけど、有料のもあるらしい。

定額で安心!!ってところ。

■レ点ビジネス月額課金で安定収益期

スマホもある程度主流になってくると、店舗でのほぼ強制加入オプションとなりました。

それにより順調に契約数を伸ばし、外し忘れもいたことでしょう。

ドコモでいうdビデオ・dヒッツのような、ほんとに契約者数分だけ使ってる?というようなオプションです。

さらには、スマートパス加入しないと毎月割(端末代金の月額割引)が減額になる…
というような魔手まで使い始めました。

個人的には「バカヤロー」と叫びたいくらいの暗黒期ですね。

■他業界とポータル作成オムニチャネル模索期(イマココ)

さて、本題のオムニチャネル模索です。

まず、オムニチャネルについて。

ここでの意味合いは、ネットの世界とリアルの世界、auと他業界といった垣根を越えたビジネス交流、として使っています。

そこで完結せずに相互送客するようなイメージです。

例えば、スマートパス加入者はユナイテッドシネマでの映画が700円引きになる。

これって、2か月に1度でも見に行けばほぼ元が取れますし、映画好きで毎週見るような人であれば、これがあるからauじゃないと!!というキラーコンテンツになりえます。

しかも、こういうサービスだと形だけ割引してますよーという50円引きや100円引きが多い中、700円引いて約4割引きですからね。

かなり本気度は伺えます。

リアルと連携を深めるauスマートパス

ケータイの業界は、iPhoneも3社扱って機種もそろい、昔よりはエリアも均質になり、料金も「ほぼ」横並びのなか、新しい競争フェーズにきています。

※注釈での違いが各社でてきています!割引の適用条件とか、ね。。

面白い取り組みは、スプリントを買収して海外に打って出ているからこその、ソフトバンクの「アメリカ放題」とかですね。

他社ができない競争軸を打ち出してきています。

そこにauならではの打ち手としてあるのが、スマートパスを基礎にしたオムニチャネル、現実世界との相互送客なのでしょう。

前述の通り、「これがあるからauにする」とまで言わしめる目玉提携を今後増やしていくのではないでしょうか。

auポータル構想:Syn.(シンドット)

同様に、auが直近で発表した構想として、Syn.(シンドット)というものがあります。

auの発表では「中心のないポータル」と読んでいます。

Syn. Allience(シンドットアライアンス)として提携したのは11社13サービス。

形のないものであれば、質問サイトのanswerを運営するnanapi(ナナピ)であったり、はてなブックマークも含まれています。

対して、形のある(モノを販売する)@コスメであったり、タイムセールのLUXA、ファッションのiQonもありますね。

こちらも、スムーズな流れの相互送客を実施し、垣根なく移動を促すオムニチャネル構想ですね。

再度の余談ながら、au運営のKDDIはGunosyにも出資しており、GunosyPlatformにも噛んでいます。近い構想がGunosyPlatformにも見られますね。 

 

auの描く未来は垣根のないリアルとバーチャル

ポジションとして見えてきたのが、以下の区分です。

  • スマートパス:au主体、リアル連携
  • Syn.:auは場所貸し、ネット内の連携

描きたい未来としては、auのスマホ(ないしタブレット)を入口にして、そこから無意識のうちに購買行動や検索・閲覧行動を最適化していくという道なのでしょう。

これって理想論としては軽く言えても、なかなか成功事例としては見られない(私見ながらGunosyPlatformはおそらく失敗する)ので、資金的に余裕のある大企業としてチャレンジ期待しています。

やはり、大企業の価値は余裕から来るイノベーションだと信じていますので‼!