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ドコモ光の導入イメージ、適用条件は困難

固定×モバイルのセット割引、auスマートバリューが有名ですよね。

先日の決算発表において、ドコモも「ドコモ光」としてセット割引を2015年2月から開始すると明言しました。

どうやらこれはスマートバリュー方式ではなく、以下のモデルのようです。

  • NTTが光回線を卸売
  • ドコモがNTTの光回線を買ってドコモブランドで販売し、パケットパックとセットで割引

スマートバリューとなんか違うな?と思いつつ、どういう未来が訪れるかを考えてみましょう。

ドコモ光の導入イメージ

「ドコモがNTTのMVNOになる」ということです。

…なんのこっちゃい。

auやソフトバンクがやっているのは、純粋なセット割引です。

auのスマホを使っている人が、KDDI系の固定を使っていたら、スマホの料金を割り引く。

ソフトバンクとyahoo!BBも同様です。

後述しますが、ドコモがこれをやると法に触れるので、ドコモ×NTTという構図は作れません。

そのため、ドコモが自社ブランドで光回線売ります!ということが必要になります。

そして、その光回線をどうやって作るかというと、NTTの設備を有償で借り受けます!ということです。

ややこしいですね。

ドコモがNTTの回線を売るのは脱法行為なのか

もともとドコモがセット割をできなかった理由はなんなのでしょう。

NTT法(日本電信電話会社法)による規制および電気通信事業法30条があります。

内容は、NTT東西とドコモは一体的な営業をできない、というもの。

固定で独占的地位にあるNTT東西と、携帯で独占的地位にあるドコモが勝手なことをやって競争を阻害しないように、国の許可なく色々なことはできないぜ、という法律ですね。

ご存じのとおりドコモのシェアは右肩下がりです。

一時期は56%あったシェアも、今や42%程度。

固定も元はNTT東西の天下でしたが、ADSLの導入やスマートバリュー以降の変化で地位は下がっています。

もはや、法の理念自体が合理的でない、といえるでしょうね。

フレッツ光の契約者は割引にならない、ドコモ光限定

条件がNTT加入者であれば、自然に割引になる人も増えるな、と。

決算発表をみると、そのアテは大きく外れたようです。

そもそも、回線の卸売とのセットなので、おそらく既存の光回線契約者は割引になりません。

なので、フレッツ光とドコモスマホ契約してる!という方…直接は関係なくなりました。

条件として、フレッツ光を、フレッツ光を借り受けて名前を変えたドコモ光に乗り換える必要がでてきます。

…複雑。

ドコモ光の予想スペック:auスマートバリューとの違い

当初は、auスマートバリューと同等のスペックになるものかと推測をしていました。

しかし、ドコモが明言したのはパケットパックとのセットで割引をするということ。

つまり、新料金プランです。

カケホーダイ+パケットパック(パケあえる)に加入し、パケットパックが多くなればなるほど割引幅が増える、と。

上述の通り、以前のプランでドコモのスマホ使っていてもダメ。

新料金にしていても、フレッツのままじゃダメ。

最低1個の契約内容の変更が伴う、かなり複雑なプランですね。  

来年2月のドコモショップ:現場の破たんは、起きると思います。 

こんな状態になっても、割引は一筋縄ではいきませんね。

時間と手間だけかかって、結局ユーザーはついてこないのではないかと。

1/30追記:ドコモ光の水準は高いですね。