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らくらくホン、ガラケー使いの親に買ってあげちゃダメ

シニア世代に一世を風靡したらくらくホン。

初めてケータイをもつシニア世代に、大画面や聞き取りやすい音声、分かりやすい表現のメニューで好評を博しました。

さらにはらくらくホンプレミアムなる商品や、らくらくスマートフォンまで発売されています。

高齢化が進む日本において、らくらくホンは先も売れ続けるのでしょうか。

一度使うと手放せないらくらくホン

いまらくらくホンを利用しているユーザーは、おそらく通常のガラケーに戻すことはないでしょう。

元来、ケータイデビューをするシニア向けの機種です。

「使いやすいように」という配慮から、メニューの構成や名前も普通のガラケーとは全然違うものになっています。

※たとえば、メールにしても「新規作成」でなく「メールを書く」のような表現になっています(うろ覚えですが…)

そのようなケータイでデビューしてしまうと、いわゆる普通のガラケーにしたときに「今までと違う‼使えない!!」と、混乱をきたします。

今まで通りの電話とメールを使い続けるには、次もらくらくホンを買うしか選択肢は残っていないわけです。

らくらくホンはデビュー専用:ガラケー使いの親にらくらくホンをもたせるな

逆を考えてみましょう。

親がガラケーで電話とメール使っていました。

年金暮らしに合わせて、次のケータイはそろそろらくらくホンを買ってあげようかな…という状況。

ちょっと待ってください。

ガラケーのころからケータイ大好きだった私は、かなり使い勝手にも詳しい方だという自負がありますが、らくらくホンのメニュー構成は慣れず、いまだに使いこなす自信がありません。

つまり、らくらくホンに慣れた方がガラケーに進めないのと、全く同じ現象が起こります。

良かれと思ってやったことでも、かえって使いこなせなくなり、最低限の通信手段が確保できなくなります。

iPhone対らくらくスマホ

らくらくホンのスマートフォン版も出ています。

(2014年11月時点では、らくらくスマホ3が最新)

1,2は画面の色使いも含めてらくらくホンを踏襲したモデルでしたが、3は高名なデザイナーが入ったのか、言葉ではなくアイコンのビジュアルで見せるモデルになっています。

…これは大失策だと思います。

なぜ敢えて新しいことを覚えてもらうようにするのか。

単体で見た使いやすさと、今までの利用経験の流れで見た使いやすさは別物です。

それであれば、iPhoneの機能制限っぷりはらくらくホンといっても差支えないほどです。

初期設定さえ手伝ってあげて、MVNO運用で月額を安く抑えれば、まさにベスト端末。

画面も大きいので、iPhone5か5Sあたりになると、自分の買い替えに合わせて親御さんにプレゼントもありですね。

ガラケーの復権

スマホが必要ならiPhoneでもいいかな、と思えました。

しかし、料金以外の理由で今後もガラケーを使い続ける、という方。

年齢を重ねても、もう次の機種にらくらくホンを選ぶことはおススめしません。

アナタの状況の「らくらく」と、ターゲットユーザーの「らくらく」は別物なのですから。 

還暦を過ぎた父親にゴールドのスマホをプレゼント(2016年6月追記)

なお、私の父親は「らくらく」にふれずにスマホデビューを果たしました。
基本的に、連絡ツール(LINE利用)と、目覚まし、天気予報、amazonでのお買い物…くらいなので、格安で十分かな、と。

そういうわけで、格安スマホにGR5というHUAWEI製の機種を渡しています。
毎月500円くらいなので、負担がなくとても便利ですよ。

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