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スマホの世界や、これからの先進技術をご紹介。

Airbook:TSUTAYAの紙と電子書籍のセット販売がグレイト

TSUTAYAの新サービスで、紙の書籍を購入すると電子版が自動ダウンロード(無料)できるというものが始まります。

電子書籍が使いたくてiPad airを買ったと言っても過言ではない私にとっては、非常に興奮を覚えるサービスですね。

その他の電子書籍サービスへの波及を期待して、いい点と残念な点をまとめてみます。

Airbook(TSUTAYA)とは?

紙の書籍を購入すると、そのデジタル版も自動でダウンロードできるサービスです。

これさえあれば、最初に読むときは紙の本で買って(積ん読も可)、しばらくして本がどこに行ったか分からなくなったとしても保存としてデジタル版がある、という安心感にあふれたサービスですね。

利用の条件としては、最初にTカードを提示し、Airbookサービスの利用設定をすることでデジタル版が配信されるようになる、というもの。

電子版は保存用である

一番のメリットです。

誤解してはいけないのが、2種類もいらないんじゃないか?というところ。

紙の本と電子書籍って、とかっく宗教戦争のようにゼロイチで語られがちですが、私は紙とデジタルは共存すべきだと思っています。

その最たる例がこのairbookサービスなのかと。

デジタルはコストがかからないから安くすべきだとか、紙じゃないと編集者の役割が果たせず面白い本が減るとか…

そんな次元の話ではありません。

まずは、紙とデジタル両方が使える環境になること。

そして両方の良さを享受することです。

紙の良さ 

  • 目に優しい
  • 電車や病院でも気兼ねなく読める
  • 購入した時の圧倒的な満足感
  • 買った本を積んでいると、読め…というプレッシャーも受ける

デジタルの良さ

  • かさばらない
  • どこにいても好きな本を選べる
  • 紙質が劣化しない
  • しおりがなくならない

BOOKLIVEと提携、727店舗からスタート

懸念点としては、ほしい本がみつかるのか、ということ。

TSUTAYA独自ではなく、Bookliveとの提携案件ですね。

最初は雑誌から始まるようです。

20社53誌という数は…うーむ。

そして、対応店舗も限られて727店舗。

単純に割って、都道府県当たりで20ないんですね。

肌感覚としては、圧倒的に少ないのでは?と思います。

やっぱりここでもTカード

デジタルの世界になると、基本はIDに紐づけて囲い込んでいくところ。

ここで出てくるのがTカードですね。

TSUTAYA(というかCCC)は、すべての購買情報をTカードに入れて、マーケティングの基礎データにして価値を高めるのが勝負です。

あまりユーザーの利便性とは結びつかない中でどう戦えるか…ですね。

デジタルはなくなるかも、紙で現物あれば安心問題

ここからはもう一般論になります。

保存には、紙よりも圧倒的にデジタルです。

もちろん、電子書籍ってリスクもあります。

とくにBookliveなど、サービスが終了したらデジタルデータ自体がなくなって読めなくなる可能性、あると思います。

しかし、それがデジタルの欠点とは思いません。

紙の本のことを考えてみましょう。

30年前に買った本、手元にありますか。

手元にあったとして、日焼けや虫食いはいかがですか。

破れたり、落書きはありませんか。

…紙の本だって、劣化するのです。

最近私は大量の本を処分しました。

久しぶりに読もうかとも思ったのですが、私の保存状態が悪かったせいか、読んでいると埃で鼻と喉をやられてしまい、読み続けられない。

泣く泣く処分です。

結局、紙の本には寿命があるのです。

デジタルデータは、その寿命がなくなる代わりにサービス終了のリスクをはらんでいる、という過渡期の状態ですね。

本音:amazonとKindleでやってくれたらいいのに

サービス終了リスクを考えると、これをamazonとKindleでやってくれたら、という思いは拭えません。

もちろん彼らも30年後に残っていない可能性はありますが、現状サービス提供しているものは53誌よりも圧倒的な数ですからね。

サービス終了リスクとは、ほしい本があるかどうかに直結しますから、攻めのTSUtAYAもいいのですがamazonに期待です。 

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