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ASUSが日本SIMフリースマホ界の覇者になる日

総務省主導の、キャリアに義務SIMロックフリーを課すという議論は愚作と思っています。

それに対して、今年の後半にラッシュを迎えた、メーカー直でSIMフリー端末販売、は非常に喜ばしいことです。

今まで選択肢の少なかったSIMフリー機(ほぼ中華製格安端末)ですが、注目株が出てきました。国内メーカーも出し始めましたしね。

その中でも、2015年に飛躍するのはASUS(Zenfone,Memopad)ではないかと考えています。 

新興勢力、ASUS,HUAWEI

今まではいわゆる「格安スマホ」としてローエンド端末が売られていました。

いまだにandroid2.Xとか、なかなか考えられないような機種です。

おもちゃにはいいですけどね。

それに対して、ミッド~ハイエンド端末で勝負をかけてきたのが上記の2社です。

両社とも、そこそこのスマホを作ってはいたのですが、キャリア主導が強い日本市場にはなかなか食い込んでこなかったところです。

ドコモにAscendを卸していたHUAWEI

HUAWEIは、ドコモからスマホを出していました。

しかし、ツートップにも選ばれず、名前も聞いたことがないようなメーカー。

そして産地を聞けば中国製。

特に安いわけでもない(月々サポートによる「実質」価格のキャリアコントロール)。

まぁ売れないですよね。

いまや影の薄いdtabやなんかもHUAWEI製でした。

ASUSはNEXUS7の製造メーカー

対してASUSは、キャリア主導でスマホを出していたことはありません。

しかし、信頼感としてはgoogleのパートナーに選ばれた…NEXUSの製造メーカーだった、ということがあります。

驚異のコスパで7インチタブレット市場に風穴を開けた、google謹製NEXUS7(2012年)。

この製造メーカーがASUSですね。

コスパで評判になったところを考えると、ものづくりに一定の信頼がおけるメーカーです。

一気に存在感を示すASUS

2013年には、NEXUS7の新モデルを製造する一方で、ほぼ同スペックの自社ブランドのタブレットを出し始めました。

2014年には、auからキャリアモデルのタブレットの発売。

そして、Memopad7というスペック高め、高級感のあるデザイン端末の発売。

さらには、ミッドレンジで低価格、Zenfone5発売。

Zenfoneは、楽天モバイルはじめ日本のMVNO各社を取り込んだセット販売も強みです。

一気に勝負にきていますね。

 

SIMフリー界の覇者へのシナリオ:たとえシャオミが参入しても

SIMフリースマホは、こと日本においては安かろう悪かろうでは戦っていけません。

一朝一夕に身に着けることのできないブランド価値とイメージをもつこと。

そして実店舗での販売をとること。

最後に、設定までワンストップでできる環境を整えること。

Zenfoneが、楽天モバイル等と組んでここまでやったら、仮にシャオミが参入しても勝ち目があります。

どれだけリアルの販売網に食い込めるかが、日本における分水嶺ですね。 

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