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UQモバイルがKDDIグループとしてMVNO参入:XperiaZ3とセットが捗るか?

KDDIの田中社長は、この1年ほどMVNOがドコモだけというのは不健全と公の場で発言してきました。

実際に、KDDI子会社のMVNE(MVNO運営を手伝う会社)である、KDDIバリューイネイブラ(KDDI VE)を設立し、自らMVNOをやる考えをも示してきたところです。

その一つの答えとして、12/18からUQモバイルというMVNO事業を開始するようです。

UQモバイルのスペック

2種類の掛け合わせです。

  • 2GBの高速通信で980円か、低速(300kbps)無制限で1980円か
  • データのみか音声つきか(+700円)

シンプルで分かりやすいですね。

料金水準としては、3キャリアの横並びと同様にドコモのMVNOのよくある水準とそろえてあります。

データ量も2種類で、よく言えばシンプル、悪く言えば特徴がないモデル。

対応端末はauの過去機種:Zenfone5等SIMフリーは未確認

UQモバイルの公式ページには、対応端末一覧が記載されています。

型番を見ると、auの既存販売機種ですね。

最新のGalaxy Edge(SCL24)のように、ドコモ版は動作確認していない、ということ。

それに合わせて、今回UQモバイルがセット販売を実施する2機種。

京セラのKC01と、LG電子のG3ですね。

海外SIMフリーについても、要確認、自己責任ですね。

国内でも、auだけはドコモ・ソフトバンクと通信方式が違うので。

SIMロック以前の問題がここにはあります。

XperiaZ3は動作確認なし(12/11現在)

同時期に発売したGalaxy Edgeは確認してあるのに、Z3は確認なしです。

せっかく最新機種がMNP一括0円を開始したのに。

これが動作確認とれるのであれば、魅力的なXperiaを、格安に運用できますね。

敢えて確認をとっていないのは、意図があるのでしょうか。

それとも、売れ行きを見て年末商戦に勝負をかけるのでしょうか。

XperiaZ3は、家族ごとスマートバリューMNPの勝負ダマなのでしょうか。 

 

KDDIグループ(KDDIバリューイネイブラ―)としてMVNOをやる意味

さて、MVNO市場は確かに活性化していますが、大手キャリアが自信で参入することに意味があるのでしょうか。

結局のところは「住み分け」ですね。

全国あまねく存在するauショップで、操作から設定までフルサポートをしてもらいたい方は、高いお金を払って既存のキャリアで。

そんなもんはいらん、ネットワークの信頼性さえあれば全部自分でやるから安くしてくれ!!という人にはMVNOへ。

以前記事を書きましたが、どうせ淘汰されるものなら社内で自らが淘汰する、という大手自動車会社のストーリーがあります。 

 

au(KDDI)は、MVNO市場に対して(主要キャリアでおそらく唯一)大きな危機感を持っているのだろうと思います。

なので、短期的には現在の事業にマイナスになったとしても、先の種まきをしていこうという姿ではないかと予想しています。

プランは正直、廉価ラインを作った(2GB980円)ことと、収益源確保のために有料の追加プラン(留守電とか故障対応とか)をつけて、既存の慣習を引きずったものになっています。

MVNOはもっと違う戦い方があるのにな、と、そこだけが残念ですね。 

※2/5追記:nanoSIM対応でXperiaZ3が捗るようになりました