目で見て体験

スマホの世界や、これからの先進技術をご紹介。

auの英雄CM、昔話改変の不快感

新年になると、各社あたらしいCMを打ち始めて、目新しい気持ちになりますね。

デジカメがこれだけ普及した今になっても、「お正月を、うつそう」のCMは毎年ついつい楽しみにしてしまいます。

CMの中には、新年限定のものもありますが、通年テーマを決めるものもあり、その中で、これは…と思うものがauのCMでした。

悪い意味で、です。

au×英雄:昔話の主役たち

新春のauのCMは、えーゆーと英雄をかけたもののようです。

桃太郎、浦島太郎、金太郎を実写化して、3人の「英雄」たちが軽いノリでしゃべっているもの。

まだauの商品には触れず、最後にロゴが出るまでどこの会社のCMかは分からない状態です。

不快感を感じる理由:壊されるヒーロー像

昔話、おとぎ話でしょう、と言えばそれまでですが、本来は子供に夢を与えるべき存在です。

それが、桃太郎に対して言わせている台詞。

「キジって微妙だよね」

「金太郎のクマと交換しようかな」

権利関係とかもうどうでもいい状態なのでしょうが、日本の子供たちが慣れ親しんだ、これからも慣れ親しんでいくであろう「古典」のような存在である正義の存在に対して水をさすのはいかがなものなのでしょうか。

今回のCMでは、「仲間」を軽く見て、使い捨ての存在と取れるところが私にとっては非常に不快な思いを呼ぶものでした。

話す口調も、きちんとした話しぶりではなく(敢えてでしょうか)だらしなく知性を感じさせない仕上がりになっています。

TOYOTAのドラえもんや戦国武将

類似のCMが、TOYOTAのものですね。

ドラえもんの未来を実写化してみたり、戦国武将とクルマを掛け合わせてみたり。

賛否あるでしょうが、私はこのシリーズも嫌いでした。

既に知名度があるものに対して、自分の創作物でもないのに時に蔑みながら大衆に届けるという発想が好きになれません。

CM好感度と売り上げ貢献

CMで、知名度があるものを利用するのはエッセンスとしては問題ないとは考えています。

しかし、今回のauのCMなんて(TOYOTAも近いですが)、オリジナルの要素もなく「有名な人にこんなこと言わせたら面白いんじゃね?」くらいに知性を感じないものです。

TVCM好感度と売り上げ貢献、今の時代に必ずしも相関があるとは思っていません。

ましてやauやTOYOTAの規模ともなれば、既に認知が取れていない層はほぼいないでしょうから、あとは話題になれば勝ち、程度に考えているのでしょうか。

出始めのベンチャーではないのですから、話題に「なり方」も考慮すべきですね。

私のauに対するイメージは、今回のことで新年早々大きくダウンしました。

先々シリーズになるのかは、一応継続でみていきます。 

関連記事