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目で見て体験

スマホの世界や、これからの先進技術をご紹介。

自社プロダクトの一番のファンであることと、長期顧客主義

2014年はスタートアップ企業の活気を感じる1年でしたし、2015年も当面はその流れが続くでしょう。

何か「モノ」「サービス」を作って届ける、という立場になって、一番に思うことです。

世の中にあふれるもの、作った人は本当に愛があるのでしょうか。

個人でも量産が可能になった時代

昔は「商品開発」といえば時間もコストも限られ、「流通」も大手が握っていて個人が参入することは困難でした。

インターネット、WEBの世界が身近になったこと。

PCの普及により、WEBサービスを作る環境が整ったこと。

スマホの普及により、WEBサービスを享受する環境が整ったこと。

物流や開発コストの制約を超えて、クオリティを考えなければ簡単にサービス・プロダクトが量産できる時代がやってきました。

さらには、「Free」という書籍もありましたが、無料からはじまるビジネスモデルも確立されました。

個人が参入するのが手軽になった時代です。

しかし、その分だけ世の中にあふれる商品の「玉石混交」のうち、「石」の割合が増えてきたように思えます。

危ういのは、きちんとした企業が作っているものであってもこの「石」にあたるケースですね。

最初のペルソナ:自らがファンであれ

商品が世に出るということは、使う人がいるということです。

使う人が便利に思い、喜んで使うことが存在意義であり、その対価として利益が出るのがあるべき姿ですよね。

そのため、マーケティングではまず「ペルソナ」を考えます。

ペルソナ≒人格といった訳でしょうか、「これを使うのってどんな人だろう」ですね。

これを妄想で終わらせないために、本当に使う人が誰なのか具体的にする必要があります。

その中で最も手っ取り早く、かつ真摯に取り組めるのが「自分」がターゲットの場合です。

全く関係ない人に向けた商品に愛情を注げないのと正反対に、「これを」「自分が」「お金を払って」買うかどうか、というのは商品の出来を大きく左右する要素です。

自分のこだわりがないものが爆発的にヒットするなんて、よっぽどのビジネスセンスの塊です。

多くの人は自分が愛するものを世に出す方が、まさに「自分事」として捉えられます。

売れることだけが正義か:世の中に出す価値

自分事にならずに、こだわりなく(もしくは妄想上のこだわりで)作成すると、評価基準が立てられなくなります。

正確には立てられるKPIは、「儲かるか否か」です。

…儲けることは重要なんですが、これで陥りやすい罠は短期的な利益を求めてしまうことなのですよねぇ。

顧客との継続的な関係を諦めたら、瞬間的に売れて次につながらないものでもいいのですが、世に出す価値を考えると顧客と長期的に良好な関係を築いてほしいものです。

最近だと、DAIKINエアコンとは長期的関係の縁を切らせていただいた思い出でございます。 

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