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ドコモ3日で1GB制限の撤廃はサービスか搾取か

通信各社で実施している速度制限。

その1つである、「短期間で多量の通信をしたユーザーに対する制限」が、ドコモだけ撤廃されたようです。

そもそも関係ないユーザーもいますが、誰が喜ぶ策なのでしょうか。

ドコモの3日で1GB制限とは

スマホの通信料には、2種類の制限があります。

1つ目は、月間の制限。

カケホーダイ導入以前のプランで契約時に選ぶ、月間7GBという制限です。

これを超えると、128kbpsというきわめて低速での通信が課せられます。

2つ目は、短期間で多量の通信をしたユーザーに対する制限です。

これは、月の最大量(例:7GB)まで利用していなくても、直近の3日間で1GB以上の通信をしていると、回線を圧迫するということで速度制限がかかる、というものです。

今回のドコモの制限撤廃は、2つ目のほうですね。

ドコモもauもソフトバンクも今やパケホーダイではない

データ通信の名称=パケホーダイ

そんなイメージがありました。

LTEに移行してからは、定額使いホーダイではありません。

特に、新料金プラン…「カケホーダイ&パケあえる」が始まって以降は、名称も「パケットパック」です。

2GBでいくら、5GBでいくら…

昔に近い、従量制の料金プランですね。

通信しない人はMVNOへ、高利用者は青天井

ドコモは、もうカケホーダイとパケットパックの組み合わせしか選べません(旧プラン受付停止)。

安くなるケースとしては、今までの7GB通信から2GBにしたらちょっと安くなるよ、とシミュレーションをしてくれます。

しかし、2GBとなると周辺環境としてのMVNOです。

ドコモの2GB3,500円に対し、MVNOだと2GBで900円台が主流ですね。

MVNOでも共通ですが、使えば使うほど料金がかかることになります(一部MVNOで使い放題のプランもあり)。

ドコモの利益=たくさん使ってもらうこと

自然な考え方としては、従量制になるのであれば無駄遣いしないで利用を抑えよう。

そして安く上げよう。ということですよね。

定額使い放題のころの通信事業者は、無駄遣いする人に対して対策を打たねばなりませんでした。

どれだけ利用されても、売り上げが変わらないからです。

その象徴の1つが、3日で1GBの制限ですね。使わせないようにする。

対して、今は使ってもらった方が売り上げが上がります。

そうすると、3日間の制限なんて、ドコモにとって害悪でしかありませんよね。

儲かる手段としてこの制限を撤廃するのは、ドコモの利益です。

他社が追随していないのも当然です。

完全従量制に戻したドコモに対して、auやソフトバンクは昔の月間7GBのプランを維持しています。

これらの人たちが多く残っている限り、制限をかけておかないと追加の設備投資費用ばかりがかさんで利益になりません。

今回のケースだと、当面他社がやってこないだろうと思いますし、ヘビーユーザーをドコモに留めるにはなかなかいい作戦なのかな、と思いますね。

ライトユーザーには関係ないので、MVNOをおすすめしますけど!

3/3追記:auとソフトバンクも3日の制限撤廃

ドコモに続いて、2社でも撤廃しました。

しかし、条件は新料金…カケホーダイと、従量制のデータ通信の組み合わせのみ。

ドコモが先んじましたが、たくさん使ってもらいたいという意思表示は他社にもきちんと伝わりましたね。

ユーザーとしては痛し痒しですねぇ。

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