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ドコモ光のスペック正式発表:びっくりするほど安くない

ドコモの2014年度3Q決算発表に合わせて、ドコモ光の正式スペックが発表になりました。

…資料分かりにくい。

それにつけても、安くない。

スマートバリューの超絶劣化版ですね。

改めて、auが警戒感を示したのがアホらしいと思うレベル。

気を取り直しつつ、どの程度のスペックなのかは確認しておきましょう。 

ドコモ光のメリットと割引の条件

カケホーダイ&パケあえる…シェアパック前提のドコモ光

ドコモ光…ここでは固定と通信のセット割について示すものとします。

前提条件は以下の2つ。

・固定:自宅の光回線を、ドコモ光で「新たに」契約すること

・携帯:ドコモの契約で、「データMパック以上」に入っていること

その条件を見たしたうえで、

データMパック(5GB)なら800円オトク。

シェアパック30(30GB)なら3,200円オトク。

…単体で見るといいですが、家族総額で考えると、メリットはあるのでしょうか?

フレッツ光からドコモ光への乗り換え必須の手間はメリットに見合う?

フレッツ光≒NTT東西でした。

NTTとドコモを今まで使っていた、だから安くなるはず!

そうは問屋がおろしません。

NTTのフレッツを使っていても、割引を適用させるには、ドコモ光に乗り換える必要があります。

あ、もちろん昔からドコモを使っている人であれば、新料金プランのカケホーダイ&パケあえるに変更することも必須ですね。

なかなかに、ハードルが高い。。

相当なメリットがないと、ドコモ光に転用できませんね。

ミスリーディングなドコモ光の発表資料:メリットを誤認させる

ドコモの決算資料は、割と分かりやすく作ってあるなーと思っていました。

ドコモ光の料金体系の資料、すごいです。

発表資料から引用します。

f:id:cvmer:20150130004823p:plain

出展:https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/ir/binary/pdf/library/presentation/150129/docomohikari.pdf

どこが料金のトップなのかわからないし、何がどうお得になっているのか、メリットとデメリットが絵として全く分からないつくり。

 

もう一つひどいのがモデルケース。

f:id:cvmer:20150130005006p:plain

出展:https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/ir/binary/pdf/library/presentation/150129/docomohikari.pdf

左右で見比べるとわかりますが、beforeはカケホーダイは入っているのにパケあえるをやっていない設定。

afterはパケあえるやってますね。

これって、ドコモ光全く関係ない事象です。

正確に比べようとするのならば、以下の2つを比べるべきです。

 

・ドコモの新料金プラン(カケホーダイ&パケあえる)で一番安くなるような契約

・ドコモ光に加入後の契約

 

同等な条件で比較をせずに、安くなりました!メリット満載です!というのは如何なものでしょうか。

もともとシェアパックで12,500円相当なのですよね。

カケホーダイ+ISPで9,000円。

シェアオプションで1,000円。

フレッツ光はそのままとして5,000円。

…合計27,500円。

データ量増やしてもオトク、となっていますが、非効率を解消するなら12GB⇒10GBに減らしてみて、24,500円という手もありますね。

…あれ??

 

まぁ、そんなことよりもbeforeとafterで条件が違うものを出しているのが納得いかないところですね。

基本料金をSやMにいれるのか、シェアパックと分けるのか。

ISPってどこにいれるのか。

比較が成り立ってません。

騙すための常套手段ですね。

前評判が高いドコモ光のメリットは?複雑すぎる適用条件

割引条件が入り乱れています。

整理すべきは、「ドコモ光」としての割引条件が何なのか。

また、「ドコモの新料金プラン」の割引条件が何なのか。

本来ならば独立事象として扱うべきものが、資料上はあたかも「ドコモ光」を申し込むことでのメリットのように描かれています。

独立なので、ドコモ光を申し込まなくても、ドコモの料金プラン(ずっとドコモ割など)は適用になります。

そこから追加される割引金額でオトクになる金額を算定すべきなのに、勝手にドコモの割引をセットされています。

これが複雑に見える要因ですね。

結局のところ、ドコモ光だけでは安くならんのです。

それを安く見せるために、前提条件を複雑にしたり、ドコモの割引をこっそり抱き込んだりしているわけですね。

MVNOですが、U-NEXTの光卸販売のほうがシンプルで好感持てますね。 

KDDIが過去に出している、auスマートバリューのシンプルさの足元にも及びません。

対抗施策とするなら、ちゃんちゃらおかしいレベルです。

加入者数の伸びない失策と、断言できます。

…割引総額も、仮に家族3人で入ってauの無条件約4,500円から上限でも3,200円と段違いに劣るレベルですしね。

KDDIも、全く警戒感を示す必要ないです、悲しいことに。

10月から待った割に、思った以上のガッカリ水準ですこと!  

※追記:KDDIのスマートバリューから、敵ではないとみなされています。