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KDDI3Q決算順調に、ドコモ光は肩透かし(2015年3月期)

ドコモに続き、KDDIも3Qの決算発表がありました。

全体の数字をみると、インフラとしてきちんと順調な成果出してますね。

「順調に減収減益が進捗」したドコモに対して、「順調な増収増益」です。

どちらかというと、前回の決算で危機感を示していたドコモ光への対応についての反応が面白いので、そちらについて取り上げます。

さっそく持ち出してきたソフトバンク光なんてのもありましたけどね。 

ドコモ3Q決算速報:順調に減収減益(2015年1月) - 目で見て体験

数字で見るKDDI決算:順調な増収増益

営業利益は5,850億円(増益)。

ドコモが5,871億円なので、かろうじてドコモ優位を現時点では保っている、というところですね。

純増数も、MNP純増も好調に推移。

解約率も、ドコモより低い水準なんですね。

ざらっと数字を見た感じでいくと、結果(ドコモが沈んだこともありますが)にはかなりいい実績じゃないですかね。

ドコモ光は複雑、スマートバリューがシンプルでオトクで優位

ドコモ光及びパックでの値引きについては、短期的に影響を及ぼさないと自信をのぞかせていました。

そりゃそうですよね、私が社長でもそう断言します。

やはり、ドコモ光との違いはなんといってもそのサービスのシンプルさ。

固定の契約で、家族のスマホが1人1,480円ずつ(開始後2年間)安くなる。

適用条件いたってシンプルですよね。

田中社長は「我々が”思い”を持って始めたスマートバリューには簡単に追いつかれない」とコメントしています。

これはまさにその通りだと思います。

スマートバリューの本質は、固定とモバイルのセット値引きという単純なものではありません。

固定がNTTのほぼ独占体質から、KDDI系への固定へののりかえ、そしてモバイルもKDDIに一括で乗り換えてもらう。

家族全員で乗り換えるには大きな障壁があるから、開始時はそれを乗り越えるために猛烈なキャッシュバックをする(家族4人で20万円とか、正気の沙汰じゃないレベル)。

最初は赤字でも、そこから認知度と「安い」イメージがつき、端末の値引き額をコントロールしていく。

固定の乗換はめんどくさいので、一度変えたらそうやすやすと再乗換はない、ほぼ将来使ってもらえることが約束される。

きれいなストーリーができてるんですよね…。

表面上の値引きだけをコピーしても、成功しないです。 

ドコモ光のスペック正式発表:びっくりするほど安くない - 目で見て体験 

 

ドコモ光にKDDIが対抗値引き示唆という不思議 - 目で見て体験

 

Syn.構想(シンドット)とかミャンマーとか

あとは、KDDIが取り組み始めているのが中心のないポータル構想のSyn.や、ミャンマー投資ですね。

特にSyn.については、どうにも先が見えてこない印象です。

やりたい世界は、KDDIのポータルに閉じた世界に優良なコンテンツが集まっていて、それを自由に行き来できる…ということなのでしょうけど。

それは現時点で集まっているコンテンツプロバイダで十分なのでしょうか。

ミャンマーについてもSIMの発行は順調に増えているとのことですが、物価のこともあります。

ドコモのインド投資も、ユーザー数は確か最終的に日本のユーザー数を超えていたと思うのですが、収入としては微々たるもの。

メインのモバイル収入以外はちょっと苦しいようにも見えますね。

ともあれ、本業は今後も下手打たない限り順調だと思われます。 

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