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LINEマストビュースタンプとフリーコインの違い

※2015/6/3修正

多様な事業にどんどん展開しているLINE。

動画に力をいれているようですが、動画の一部サービスであるLINEマストビュースタンプの盛衰について考えてみます。

…メルセデスベンツとのコラボから開始かと思われましたが、完全に1回で終わりましたね。

  • LINEマストビュースタンプの概要
  • LINEフリーコインと動画広告
  • マスをとる≒広告ビジネス
  • LINEマストビュースタンプはなぜ続かなかったか

LINEマストビュースタンプの概要

かわいらしさが人気の、企業コラボの無料スタンプ。

企業スタンプをゲットするのに、今までは企業アカウントと友達になることが条件のことがほとんどでした。

マストビュースタンプは、友達追加のあとに動画広告を義務的に見ることが条件になる、というものです。

※特に新しい機能ボタンで追加されたわけではありません。

第一弾はメルセデスベンツ。

スタンプ画像を見てみると、ベンツかっこいい!となるものではなく、単に車にLINEのコニーとブラウンが乗っているもの。

メルセデスベンツのプロモーションというよりは、LINEのキャラクターのプロモーションのように見えます…ね。

LINEフリーコインと動画広告

手持ちのスタンプのバリエーションを増やす、というのと動画広告を見る、という観点だと、フリーコインもあります。

フリーコインはユーザー側にもうちょっと自由がききますね。

企業の動画CMを最後まで見たり、企業アカウントと友達になることで、2~6円相当の自由の利くコインがもらえるというもの。

15~30秒の動画を見て、2円くらいですか。

スタンプはほしいけど課金はしたくない、そして多少の手間は厭わないという中高校~大学生向けでしょうね。

なぜ垂れ流しの動画に企業は金を払うのか

フリーコインをもらう側、ユーザーはどういう行動をとるのが合理的でしょうか?

動画はクリックするけど、中身は見ない、という現象が起きるのでは。

まさにTVのCMと一緒ですね。

スキップ機能がついていませんが、よっぽど面白い広告じゃなければつけたままトイレにいったり、放置して何か用事をすませればよし。

というのも、「動画を見る」ことの確認が、アプリ上で再生されているかを検証するだけになるからです。

インターネット時代を逆手にとって、出稿企業側の効果測定をミスリードするLINEの戦略が伺えますね。

参考:LINEフリーコイン、広告出稿する旧時代の企業に失笑 

 

マスをとる≒広告ビジネス

スマホ時代のサービスって、広告をベースとした基本無料が多いですね。

無料なのは喜ばしいことですが、金銭以外の対価をユーザーが払うことになります。

やりやすいのは、人数が増えたところで実施する広告ビジネスなのですね。。

どのように形を変えようと、プロモーションの手段を求めようとするビジネスサイドって変わらないのかもしれません。

人数増えれば増えるほど広告効果が増える(ハズ)として、たくさんの広告を企業からゲットしてお金を儲けるのですね。

おまけ:なぜベンツ?

上記の通り、メルセデスベンツ感のないスタンプです。

LINE側から頼み込んだのか、何かの抱き合わせ条件なのか。

そういえばLINE Taxiってありますよね。

Uberと違って、いまのところはハイヤーとかじゃない普通のタクシーです。

プレミアム感を出すために、まさかベンツのタクシー連携…??

というのは、勘繰りすぎな未来でしょうか。

参考:LINEが決済、タクシー、配達に参入の狙いと罠

LINEマストビュースタンプはなぜ続かなかったか(2015/6/3追記)

結局、メルセデスベンツ以降にマストビュースタンプは発行されていないようです。

理由は比較的シンプルかと思うのですが…広告効果がない、ということに尽きるのではないでしょうか。

冷静に考えて、動画見た後のアクションがないので、広告効果がないうえに測定できないですよね。

…そもそもメルセデスベンツがLINEと親和性ないってのが根源的な気はしますけどね。。

無料スタンプゲットするついでに、ベンツいいな!見に行くか!とはならんでしょう。

誰をターゲットにして、何人の人を動かすのか。

くしくもLINE社の方が、人の動かし方についてのこんな本まで書いていますけど。  

内容を実践できてなかったイメージです。

広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。

広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。

 

  

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