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ケータイの2年縛りの変化:いちねん割引の時代から、期間の強制へ

ケータイの料金って不思議です。

不思議に思いながら、納得ができる時期もあるのですが、時代の変遷とともにサービスを少しずつ変えていって、謎な部分だけ残してしまう、というもの。

最近のカケホーダイ強制のプランを見て、「2年縛り」も形が変わったことに気がつきました。

サービス内容の変遷とともに見てみましょう。

基本料金が高かった時代

10数年前の話です。

ドコモ、au、J-phoneの時代。

ケータイをみんなが持っているなんて時代でもなく、料金も高かったころ。

まさにカミソリの刃モデルのビジネスでした。

私が実際に経験したのは、スクラッチ削って「ケータイがあたりました、無料でもらえます」⇒契約しませんか?

とかいうもの。

当時は電話だけでも毎月基本料金1万円とかの時代です。

基本料金が実質0円

この時代にも、実質0円という言葉がありました。

今はなき、「無料通話分」が含まれており、「1番高いプランを選べば」「それを超える無料通話分が入ってて実質0円」というもの。

…値付けを自分でやってるんだし、きっちり1万円近く毎月とるんだから実質0円もなんもないだろ、と思ったこのころ。

今の状況考えると、まだまだ生ぬるいですね。

1年割引と長期優遇のスタート

基本料金の割引であったのが、最初は「1年」という期間の割引。

違約金も3,000円と、まぁまぁ可愛らしいものですね。

家族の割引が25%で、それに1年契約すると10%追加、1年ごとに割引率アップで10年使えば25%、家族と合わせて半額に!!てなものです。

そんなに高い違約金でもないですし、それなら長く使っていた方がいいかな・・・

という、今考えると良心的なプランですね。

いきなり半額、ファミ割MAX50

おかしくなり始めたのがこのあたりです。

家族関係なし、年数関係なし。

2年間の契約を結べば、誰でも半額になるぜ!という時代。

その代り違約金のペナルティは1万円。

仲間由紀恵が「誰でもOKなの!」ってCMをしていた頃ですね(これはauですが)。

加入前提の2年契約と、倍になる基本料金とペナルティ

LTE対応のスマホが出ると、そもそもの料金体系が変わってきました。

無料通話もなく、MAXのような名称でもなく2年契約が前提(違約金はキープ)となったまま、2年契約にしないと各種割引がないですよーとか、選択肢が減らされてきたころです。

この2年契約の縛りが浸透してきて、各社が顧客の奪い合いをするために過剰な割引とかキャッシュバックが起きてきたころですね。

不健全さが見えてきます。

カケホーダイの時代、基本料金って何だろう

LTEスマホに続いて入ってきたのがカケホーダイプランです。

これは、割引の条件とかではなく、最初から「2年契約前提のプラン」として表記もされています。

そして腑に落ちない料金プランも出てきますね。

シェアするためには、子回線で500円のオプション料金を払う、300円のISP利用料金を払う、パケットとは別にデータ通信のための「基本料金」を別途払う…

余談ながら、MVNOのデータ通信SIMだと、基本料金もISP利用料金もかかりません。

性格には基本料金はかかりますが、その中に2~8GBのデータ通信が内包されています。キャリアより格安で。

ケータイキャリアから消えた割引の本旨

過去のいちねん割引の時代は、もともとの設定されていた値段に対して割引を設定しています。

いまは、新しいプランを出す時に違約金つきの割引が前提になっています。

これって、二重価格ともいえるものじゃないですかね。

夜店であるような、最初から500円で売る予定にしておいて、1,000円のタグに二重線で半額とかいてある、みたいな。

既存のものに対する割引と、割引前提で値決めをするって大きく異なるものなんですけどねぇ。 

2年縛りには2つの意味がある:ケータイ解約金を正しく理解する - 目で見て体験 

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