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スマホの世界や、これからの先進技術をご紹介。

appleTVの値下げから考えるappleのワイヤレスな未来とchromecastの価値

applewatchやMacBookという新しい商品発表の裏で、地味に値段変更も行われています。

iPhoneシリーズは円高の煽りもあって、日本価格では軒並み1万円程度の値上げ。

円高は仕方ないにしても、本国のドル建て価格では際立つ値下げがありました。

それがappleTVです。

appleTVが3割引きに

appleTV価格:アメリカ価格(ドル建て)の変化

99ドルから69ドルに値下げされました。

価格にして30ドル、比率にして約3割です。

appleTVは出だしからして割と強気なお値段でしたが、ここにきてお求めやすい価格に変化してきました。

appleTV:日本円の変化

日本市場ではどうなのでしょうか。

appleTVの販売価格は、9,800円から8,200円。

円高の煽りもありますが、当時の1ドル100円レートから1ドル120円と考えると、非常に良心的な価格設定といえます。

appleTVでできること

お求め安くなったappleTVですが、具体的には何ができるのでしょうか?

iTunesコンテンツをTVに転送(エンタメ)

iTunesには、音楽コンテンツでなく動画の映像コンテンツもあります。

そんな動画のエンターテイメントを、appleTVを介することで自宅の大きなテレビ画面に転送ができます。

今まではiPhoneの小さい画面でみていたもの、またはMacbookからケーブルつないで出力していたものを、appleTVが大画面に解放します。

apple製品の画面をミラーリングでテレビに転送(業務OK)

appleTVができるのは、エンタメコンテンツの転送だけではありません。

Mac製品であれば、簡単な設定で画面をTVの大画面に共有できます。

エンジニアの強い企業であれば、Macの利用者数が多いことでしょう。

MTGのたびに、ケーブルつないでディスプレイに出力しなくても、appleTVを介して無線でTVに出力するという、近未来的なビジネス利用ができます。

appleTVとchromecast(google)の対比

Wi-Fi環境下で無線出力するという意味では、appleTVとchromecastは同じ価値を提供できます。

完全に、OS依存の話ですね。

互換性があったとしても、設定に対しての時間と手間がどれだけかかるかというところ。

MacやiPhone…iOSユーザーであればappleTVが便利なのは自明なところです。

しかし、値下げされたといってもappleTVの半額程度なchromecastは、相変わらず魅力的なデバイスではあります。

appleが示す無線の未来

2015年3月発表のMacBookは端子を削りぬく

3/9に発表された、無印のMacBook。

薄さやデザインもそうですが、特筆すべきは端子の数。

USBとか充電端子とかHDMIとか…

細かいことは言わずC型の端子ひとつだけ。

他の接続は捨てて、充電からなにからこの端子1つでやってくれという意思表示です。

appleが求める端子、ケーブルからの解放

短期的に見ると、今まで使えていたものが使えなくなる、不便なapple製品です。

しかし、appleTVと合わせて考えるとどうでしょう。

外部出力のための端子は必要でしょうか。

ケーブルを持ち歩かなければならない煩わしさと、使ってもいないのに場所を占有する端子の数々。

MacBookは、そのわずらわしさから解放されたともいえます。

つなぐ必要があれば、端子から複数ハブで伸ばすわけではなく、周囲をappleTVなどの無線環境で整えなさい。

これが今回のappleからのメッセージでしょう。

自分たちの規格に合わせろという傲慢さでもありますが、新しい未来を志向した、ユーザーを導いていこうとするapple型のビジネスですね。

appleとユーザーのチキンレース?

appleTVとセットで示したワイヤレスな世界は、ある意味でリスクがあります。

市場が整わなければ、MacBookは単なる使いにくいサブマシンです。

無線の環境が整って来れば、おのずとappleTVなりで無線でつなぐ世界が当たり前になるでしょう。

そんな世界が訪れるまで、ユーザーが耐えるか、appleが音をあげるか。

そんなチキンレースの予感がします。

appleが見据える世界はワイヤレスで、実現されたら便利だなとは思いますが。 

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