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MVNOは誰のためのものか?ターゲットを絞り込んだからこその安さ

日経ビジネスオンラインで面白い記事があったので。ざっくりいうと、こんな感じです。

  1. 楽天モバイルがMVNOに関する勉強会を開く
  2. シニアを中心とした記者が、理解できない
  3. 自分はMVNOを使っちゃいけないのか、と逆上する

記事自体は面白いので読んでみてもらいたいのですが、一部だけを切り出してちょっと考えてみたいと思います。

理解できないシニア層はMVNOのターゲットではない

暴論っぽいですが、断言できます。イオンスマホだったり、楽天モバイルだったり…最近は、目に触れる機会が増えました。

結果として、ドコモやauの契約内容、つまりはケータイ契約の基本を理解していなくても「なんか安いらしい」というイメージだけでMVNOを検討する人が増えたでしょう。

本来であれば、MVNOは日陰者です。ドコモの回線を安く又貸ししているため、

  • サポートが(ほぼ)ない
  • ドコモのサービスが(ほぼ)使えない

といった存在。

ドコモ等の主要なキャリアと同じサービススペックで、それで料金が格安になるなんて、そんなムシのいい話があるわけありません。

過剰サービスといいながら、そのサービスを甘受している

記事の中で触れられていた不安点は以下の4つ。

  • 端末の種類がない
  • 通話定額がない
  • キャリアメールが使えない
  • 店頭サポートがない

ある程度MVNOを検討している人は、この4つは当然として受け入れるものでしょう。というよりは、大手キャリアで使っていてここのスペックが過剰で不要であるからこそ、MVNOに切り替える人がいる。

記事では記者がキャリアメールや店頭サポートは絶対必要としていましたが、それならばきちんとサポートコストをかけているドコモを使うべきです。MVNOを使うなというのか、と冗談めかして書いていましたが、MVNOを使うな、と断言したい。

割り切って使えないなら、あなたはターゲットユーザーではない

サービス・商品を作るには、明確なターゲットを描く必要があります。オールターゲットにすればするほど凡庸な商品になるのは当然。特に、「格安」としてコストを削る分、一部の人に強烈に刺さるものにしなければいけません。

そうした意味で、自分に合わせろというのは愚の骨頂。合わないのならターゲットではないのです。

自分に合わせろというのなら、それなりの費用を支払うのが当然ですよね。この記事を読んでそうだそうだ、と溜飲を下げるのもいいですが、それが的外れなことだという事実から目をそむけたくはないもので。

格安という言葉にひかれて後悔をしないように、きちんと下調べ、お勉強はしておきましょう。 

参考記事: