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ねこあつめアプリ、射幸心を煽らずに利益を生む幸せのかたち(HIT POINT)

LINE スマホ/IT ビジネス/コンサル マーケティング

最近のスマホゲームといえば、「基本無料」にもかかわらず収益を得るモデルですね。

基本的には、広告収入か、課金の2種類です。

しかし、人気になったアプリ、ねこあつめ。

これは、広告収入も課金も用意しているのですが、別のところでしっかり利益を生んでいて感銘をうけました。

  • ゆるゆるアプリ、ねこあつめとは
  • 課金が似合わないねこあつめのゲーム性
  • 広告表示をねこあつめの世界観に合わせる
  • ねこあつめグッズ展開:LINEスタンプはトップ独占

ゆるゆるアプリ、ねこあつめとは

ねこあつめとは、その名の通りねこをあつめるゲームです。

庭と、おもちゃと、えさが用意されています。

  • おもちゃとえさを庭にセッティングして、あとは待つだけ。
  • しばらく待ってから起動すると、いろいろな種類のねこがきて、いろんなおもちゃで遊んでいる。
  • えさは時間がたつとなくなるので、たまに補充する。
  • いろんなおもちゃやえさを買うのに「にぼし」が必要。
  • 「にぼし」は、ねこがお礼にくれるのと、課金して買うこともできる

ゴールはありません。

ただただ集まってくるねこを可愛いかわいいと愛でるゲームです。

課金が似合わないねこあつめのゲーム性

ねこあつめ、課金が似合いません。

確かに、急いでたくさんのおもちゃを買いたい場合にはにぼしを集めたい気持ちはあります。

しかし、おもちゃがあっても、すぐにねこが来てくれるわけではないので…

本物のねこ同様に気まぐれなので、ゆるゆると見ながら楽しむのがいいのかな、と。

よくある期間限定のガチャみたいなものもないので、のんびりとにぼしをあつめ、ねこを愛でることができます。

広告表示をねこあつめの世界観に合わせる

では、広告表示はどうでしょう?

よくある放置系のゲームであれば、頻繁にアプリを起動してもらって、その際に広告をクリックしてもらう、という手法があります。

ねこあつめは、このパターンのほうが似合いそうですね。

しかし、あまりにも露骨なこと(全画面に広告表示するとか、押し間違えそうなところに広告ボタンを置くとか)は、されていません。

おもしろいのは、ねこが広告をもっているようにして、「くろねこさんがなにかもってきた!みますか?」みたいな許諾までとること。

なんとなく可愛くて、見てしまう…というようなものですね。

しかも、プッシュ型で来るわけでないので、これも好感がもてます。

あまりにもさりげなさ過ぎて、利益が出るのか心配になるレベルです。

ねこあつめグッズ展開:LINEスタンプはトップ独占

2015年6月現在で450万ダウンロードまで伸びたとか。

それだけファンも増えたというところでしょう。

手法として面白いのが、そこからグッズ展開を始めたところです。

ストラップやシール付きの本、マグカップ。

テレビ番組でよくとられるグッズ展開をきれいにスマホアプリ界で実施した、そして成功しそうな例でしょう(2015/6/9現在はまだ発売前)。

空虚なデジタルコンテンツ内通貨に課金(架空のにぼしとか、魔法なんちゃらとか)するのは抵抗ありますが、こういったリアルなグッズだとモノが手元に残る分、やはりいいですね。

デジタルコンテンツとして残るものは、LINEのスタンプですね。

クリエイターズスタンプはこういうところでも活用されます。

発売開始からずっとトップ独占ですね…さすが。

スタンプはデジタルコンテンツですが、音楽のダウンロードと同じ、手元に残って活用できますからね。いいことだと思います。 

スマホアプリ・ゲームの業界も、参入が増えすぎた結果、一筋縄ではいかない状況になっているのかと思います。

そんな中で、ファンを作ってリアルと連携する、というのは簡単にできることではないですが、このねこあつめアプリは素晴らしいな、と思いますね。 

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