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丁寧なあなた。本当にケータイ補償のサービスは必要ですか

ケータイ補償お届けサービス、加入していますか?

ドコモやauといった大手キャリアでスマホを買うと、手厚いサポートがついてきますね。

その中で特筆して考えてみたいのが、ケータイ補償お届けサービス(ドコモのサービス名称ですが、各社似たようなサービスを用意しています)。

毎月数百円を保険として払っておけば、本来なら補償対象外の水濡れや、画面がバッキバキに壊れてしまった場合にも格安で交換してもらえる、というものです。

購入時にしか加入できないので、念のため…と加入しているケースも多いかとは思いますが、それ、ほんとにあなたに必要なサービスでしょうか。

ケータイ補償お届けサービスとは?(ドコモ)

ドコモショップでスマホを購入した(ドコモと契約がある)場合は、サービスとして安価な料金で故障時の修理サービスがあります。しかし、いつでもスマホを修理してもらえるとは限りません。実は、優待価格での修理ができない場合もあります。

具体的なケースを見てみましょう。

ドコモの修理が受けられないケース

  1. 地面に落として画面がバキバキに割れてしまった
  2. 盗難にあって、手元にスマホがなくなってしまった
  3. 水に濡れて故障してしまった

よくありそうな例として、3点を挙げてみました。

バキバキに割れたときや盗難はイメージしやすいと思います。

そして、意外なのが水に濡れて故障してしまった時です。

この場合は外から見て分からなくても、修理サービスの対象外になります。

私自身も経験があるのですが、防水の機種を利用していても、キャップが緩んでいたりで水濡れと言われて対象外になるケースがあります…要注意ですね。

では、いったい修理代金にはいくらかかるのでしょうか?

ドコモのスマホ、修理代金は?

まずは、優待価格で修理が受けられるケースです。

ドコモでの購入から3年以内の場合であれば、上限が5,000円となって修理をうけることができます。

※上記の修理ができない場合を除く

しかし、通常の修理ができないケースになると、都度の見積もりになり、非常に高額になるケースもありますね。

そうすると、かえって新しい機種を買った方が安いかも…と思ってしまいます。

そこでドコモが出している、ケータイ補償お届けサービスというものがあります。

ケータイ補償お届けサービスの料金と内容

ポイントが2つあります。

毎月の保険金を支払っていることと、保険を利用するときに一部の料金を支払うということです。

  • 月額料金:280円or380円(機種によって異なる、毎月支払い)
  • 補償料金:5,000円(交換時に支払い)
  • 購入後14日以内にしか申込できない 

たとえば、1年間で故障した(修理不能)のシミュレーションだと、

380円×12か月+5,000円=9,560円

で新しい機種(同一機種)に交換してもらえる、という内容ですね。

機種の購入金額が約9万円、実質負担金額が約5万円と考えても、いざというときに1万円でなんとかなる、というのは安心感としてはいいかもしれません。 

保険の基本的な仕組み(一般論)

ケータイ補償お届けサービスは本当にお得なのでしょうか?

保険のサービスなので、一般的な考え方を整理してみます。

お得な保険、誰が負担をする?

少額短期保険の場合は、みんなで掛け金を出し合って、誰かの負担に備えている、と考えるのが分かりやすいですね。

たとえば、事故で10万円の出費が予測される場合。

事故率が10%だとすると、100人いたら10人が事故にあって、10万円ずつの出費が発生します。

10人×10万円で、トータルにすると100万円。

保険の考え方は、誰がいつ事故にあうかわからないので、このリスクを見えるようにしてみんなで分担するものです。

この例だと、1人が1万円ずつだして(総額100万円)、不運にも事故にあった10人も負担が1万円で収まるようにする、というもの。

  • 保険がない場合:0円か、事故にあったら10万円
  • 保険がある場合:事故にあってもあわなくても1万円

運が良ければ0円で済むが、悪ければ10万円という重い負担をするか。

それとも、事故にあってもあわなくても確実に1万円という地味な負担をしておくか。

これが保険の加入の有無になります。

ドコモのスマホ:ケータイ補償お届けサービスの場合

 

仮に保険に入っていて、2年間で故障せずに機種変更した場合。

380円×24か月=9,120円がかかりますね。

故障した場合だと、約10万円を支払って新しい機種にする、と考えると…

先ほどの事故の場合の保険と同じ考え方になります。

イザというとき高額な負担にならないように、1万円を支払っておく、というのは人によってはアリですね。

丁寧に使う人は、他の人の修理代を負担している可能性もある

みんなで積み立てておいて、イザというときに助けられる。

しかし、保険の例との大きな違いは、1人1人の使い方の考慮が足りない、という部分です。

医療保険は、健康状態に応じて保険の掛け金が変わってきます。

当然ながら、若い人のほうが病気になるリスクは低いので、毎月の掛け金は安いです。

過去に病気の履歴のある人は、再度の病気のリスクがあるので、掛け金は高くなります。

こうやってバランスをとられているのに対し、ケータイ補償お届けサービスはどうでしょうか?

過去の故障の履歴や、普段の扱いに関係なくみんなが一律の金額です。

これって、ちょっと不思議ですよね。

丁寧にカバンにいれて持ち歩いている人の掛け金と、ポケットから頻繁におとす、あまつさえそのへんに放り投げたりするような人の掛け金が一緒なんですから。

後者の、割と雑に扱う人は相対的に得をしていて、丁寧に使う人が念のため…という人たちが支えてあげているのです。

…丁寧な人たちは、補償をはずしても、十分なのではないでしょうか。

丁寧に使い続けたら、買い替えも気楽になる

ケータイ補償お届けサービスは、保険です。

丁寧に利用する人が加入しているのなら、それは雑な人の保険ぶんを負担している、ということになります。

それでは、丁寧な人は一方的に損をする…だけでしょうか?

ひとつの選択肢として、丁寧に使った綺麗なスマホは、比較的高額で買い取ってもらう、ということができます。

特にiPhoneであれば、値崩れがしにくいのでさらにメリットがあります。

2年間で買い替えるスマホに、壊さないであろう保険に約1万円。

それをつけずに丁寧に使って、3万円程度で買い取ってもらえるのであれば、次に購入するスマホがずいぶん安く使えますね。

これから新しいiPhoneなり、スマホを買う前に…丁寧に使っていた分の損をしないよう、検討してみてはいかがでしょうか。 

 

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