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スマホの世界や、これからの先進技術をご紹介。

appleMusicのandroid対応にみる不可解:iPhoneビジネスからの脱却?

appleMusic、日本国内の料金も発表されてひと安心。

ビジネス的には大きなものになるだろうなーと思いながらも、ひとつだけ不可解な点があります。

apple公式に掲載されているのですが、「秋口からはandroidにも対応」ということ。

apple的なビジネスモデルには反するものじゃないかなーというのが正直な思いです。

  • appleの圧倒的な収入はどこから?
  • iTunesに囲い込まれる心地よさ
  • android解放のもたらす意味

appleの圧倒的な収入はどこから?

appleの実際のところは、圧倒的に端末、ハードウェアを売って稼ぐモデルです。

アプリの販売収入のプラットフォーム代も入っていますが、端末には及びません。

2014年度の売り上げデータだと、以下の通り。

■全体:2,200億ドル

  • iPhone:1,215億ドル(この時点で50%以上)
  • iPad:364億ドル
  • Mac:297億ドル

主要な端末機器だけで、85%の売り上げを占めるわけですね。

つまり、使いやすいアプリや周辺環境でもってして、端末を売って稼いでいくビジネスモデル、ということが見られます。

そして、その主力になっているのがiPhoneだ、ということ。

iTunesに囲い込まれる心地よさ

iPhoneを使い始めると、itunes、iCloudに心地よく囲い込まれていきます。

データも同期しておけば、新しいiPhoneにしたときに壁紙からアラームの設定まで一発でコピー完了。

データも一元で預けておけば、お気に入りの曲やプレイリストから、写真までセットになる。

そして、apple製品だけを見て、apple製品に最適化されているからこその使いやすさ。

宗教的とまで言えるほどに、世界を作っていることが強みであります。

だからこそ、今までのデータを用いて、appleMusicは好みの音楽をレコメンドしてくれるのだろう、と思っていました。

android解放のもたらす意味

その一方で、秋口からandroidへのappleMusic利用解禁です。

今までは、「使いたいサービスがあるからやっぱりiPhone」だったのが、「appleのサービスはandroidでも使いやすい」に移行していくのでしょう。

考えられるのは、ハードウェアとしてのiPhoneが尖った競争力を失った、ということですね。

何にでも使えるなら、どこを最適化していいかわからなくなる。

サービスが拡大するのはいいが、今までサービスの拡大が主力事業である端末の拡大を意味していたのに、androidへの道を開くことになる。

…iPhoneがimodeのビジネスモデルをコピーした、というのは有名な話ですが、サービスのオープン化をしてdマーケットで競争力を失いつつあるところまでドコモのコピーをしなくてもいいのではないか、と思うのですが。

良くも悪くも「普通」の会社にappleが生まれ変わっていく、ということの表れに思えます。 

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