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ハイジとトライのライセンス、背後に控える電通

先日気になっていたハイジのスタンプ、著作権が気になったのでちょっと調べてみました。

ハイジ全般のライセンス管理が、(噂ですが)ゆるめ…というのが直接のきっかけなのかな?ということです。

  • ハイジのライセンス管理:瑞鷹株式会社とサンクリエート
  • 40周年をこえてなおライセンシー募集
  • トライグループCM作成の電通グループ
  • 大手企業はプロモーションの目的を自ら設定すべき

ハイジのライセンス管理:瑞鷹株式会社とサンクリエート

大元にあたる、ライセンス管理と契約の部分です。

ハイジの公式HPを管理しているのが、株式会社サンクリエート。

そして、権利元が瑞鷹株式会社。

サンクリエートは委託を受けてライセンス管理・運営をしているようですね。

出典:http://www.heidi.ne.jp/

さらに言うと、もともとのアルプスの少女ハイジ原作はといえば、海外の小説。

ヨハンナ・スピリという方の作品で、純文学的な色合いの作品のようです。

…なので、瑞鷹株式会社としても、あくまでも権利関係の手続きさえ踏めば、あとはいかに利益を出していくか、ということが行動原理になっているのでしょうか。

40周年をこえてなおライセンシー募集

上記のサイトを確認すると、2014年の40周年を機にライセンシー募集を積極化しています。

※ライセンシー:許諾を受けて版権を利用する人・会社

現在2015年も継続しているところを見ると、ビジネス的においしいところをとれたのでしょうか。

実際、ライセンシーもページをずっとスクロールする必要があるほど大量に存在しています。

納得できるところもあれば、株式会社トライグループのようにちょっと謎なところもあります。必然性があるのか?という意味ですが。

トライグループCM作成の電通グループ

これも上記サイトから分かったことですが、ライセンスが供与されているのは有名広告代理店の電通です。

だからこそ、トライの意思というよりも、(もちろんレビューおよび許諾はしているでしょうが)電通のクリエイター陣が面白い「と思う」広告を制作している、ということなのかなぁ、、、というのが残念な事実ですね。

合わせて先ほど調べてみると、昔話パロディ(桃太郎)シリーズをやっているのも電通のようです。

大手企業はプロモーションの目的を自ら設定すべき

トライやauに共通して問いたいことなのですが、プロモーションの目的って、自社できちんと設定しているのでしょうか?

広告代理店の言いなりに「これが面白い」というようなクリエイティブ()をつくっていませんか?

それを達成したかの効果測定も重要です。

単に数字を設定して、それが上がった下がったというのは、実は簡単です。

数字遊びの世界なので。

重要なのは、企業が自ら「広告において達成したいこと」「達成を測る指標」までは設定することですね。

細かい指標の作り方は広告代理店に相談するのもアリですが、最初の意思がブレると、お金を湯水のように使って広告代理店の壮大なお遊びに付き合うことになります。

メディアが華やか、というのは事実かもしれませんが、クリエイティブという横文字にだまされることなく、シビアに管理をすることが求められるのではないでしょうか。

※もちろん、2社ともにきちんとやってこれ、という可能性もあります。

だとしたら、企業自身を見直したら…?とさえ思いますが。世間の人気≒広告効果という単純な図式じゃありません。  

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