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みおふぉんが格安SIMと機種セット販売開始:MVNOのドコモ化が加速する

みおふぉんの名前で有名な格安SIM販売(MVNO)、IIJ。

格安SIMの先駆けとしては有名な会社です。

ネットでのSIM販売と、ビックカメラで直接販売をしていました(BicSIM)。

今までは、SIMカードと呼ばれる通信用のカードのみの発売でしたが、7/7の七夕から、スマホ本体とのセット販売も開始するようです。

ハイスペック機種ですが、みおふぉんが発売する意図とはなんでしょうか。

  • みおふぉんのセット販売はファーウェイのP8lite
  • Zenfone2を競って発売したMVNO各社
  • ドコモのように自由をなくす心地よいビジネス手法  

みおふぉんのセット販売はファーウェイのP8lite

みおふぉんからは、中国ファーウェイというメーカー製の「P8lite」という端末が発売されます。

内容としては、まぁまぁ使えるミドルレンジ端末。日本でブランド認知がないのが残念ですが、ドコモ等にも製品を卸しているメーカーです。

ドコモのキッズケータイやドコッチ、スマホではAscendという名前ですね。

さっそくスペックと価格を確かめてみましょう。

ファーウェイP8liteのスペックと価格

  • OS:android5.0
  • CPU:1.2GHzオクタコア
  • RAM:2GB
  • ディスプレイ:5.0インチ(720×1,280)
  • 厚さ:7.7mm
  • 重さ:131g
  • 価格:28,600円(税別)
  • 発売日:7/7

iPhone等の高級品になれていたら、ディスプレイだけがちょっと気になるかもしれません。

しかし、2GBのRAMとオクタコアのCPUとなれば、3万円弱のスマホとしてはなかなかいいのではないでしょうか。

また、特筆すべきは5インチの大画面ですが、薄く軽いこと。

iPhone6よりもちょっと薄いくらいでしょうか。

外観もiPhoneとXperiaを足したような感じですが、きちんといいとこどりをした感じがあるので、けっこう高級感もあって素敵です。

Zenfone2を競って発売したMVNO各社

さて、SIMフリーのセット販売が乱立したのは、やっぱりZenfoneでしょう。

昨年のZenfone5は扱うMVNOもやや少なかったですが、ハイスペックのZenfone2になると、MVNO各社こぞって販売。

当初から8社が扱うという運びになりました。

このあたりからMVNO各社が理解し始めたのが、「端末とセットで十分売れる」ということ。

そして、「セットで販売するのは、オイシイビジネスだ」ということがもうひとつ。

詳しく解説してみます。

ドコモのように自由をなくす心地よいビジネス手法 

ドコモやauといったキャリアを使っていると、なかなか他社に移るっていうことをしませんよね。大きな決断です。

その理由の一つが、「2年縛り」という存在。

解約金かかるしなぁ…でも毎月高いし、やなこともあったし…

という、「不満感」が一定以上になった時点でようやく他社にいくことを検討します。

そして、auやソフトバンクも横並びということを検討して、勇気を出してMVNOを検討し始める…という流れですね。

これって、MVNOにとってはつらい事態です。

お試しでも入ってもらうために、「縛りなし」「格安料金」で呼び込みます。

しかし、2年縛りもないので、MVNOの会社はいつ解約されるか、ヒヤヒヤします。

MVNOが合法的に2年縛りをする

これが、機種とのセット販売が出てきた理由ではないでしょうか。

契約に縛りはつけません。

しかし、スマホ端末を分割で購入していたら、(今までの常識に照らして)2年間使うまではここでいっか…という精神状態になるのを期待しているということでは。

おそらく、普通の契約の人と、スマホセットにしている人では、セットのほうが継続率が長いんじゃないかな、と思います。

なお、セット販売するためには、スマホの在庫を抱えるので初期の資金が必要なのと、売れなかったときに在庫をどうするか青ざめるというデメリットもあります。

各社始めた、ということはデメリットを上回る収益見込みがあるということなのかな~と思いますね。 

ある種、格安SIMがドコモのような2年縛りビジネスを始めたい意思は伝わってきます。

ただ、縛り方もキャリアより格段にゆるいので、いまのうちにMVNOしっかり考えるのはいいことですよー。

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