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スマホの世界や、これからの先進技術をご紹介。

googleNowから考える、googleが検索を捨てる日

googleNowというサービスがあります。

特にスマホで活躍するものなのですが、googleアカウントの情報や、現在地の位置情報を紐づけて、自動でスマホに情報を届けてくれる(カードと呼ばれる)もの。

googleといえば、無料かつ最大規模の検索を提供して、広告で利益を出してきた会社です。

googleNowも当然のように無料なのですが、googleの狙いはなんなのでしょうか。

  • スマホと検索は相性が悪い
  • 検索のやり方をCMに出すGoogleの皮肉
  • 必要な情報が自動化される日
  • googleと人工知能

参考:googleNOWが意識しない便利さをもたらしてくれたけど、iコンシェルが先駆けてたなぁという話

スマホと検索は相性が悪い

本格的にスマホが出始めて、5年以上がたちます。

老若男女(とまでは大げさですが…)にスマホが普及、アプリやサービスがどんどん進化してきています。

そして、その端々で感じることとしては、「検索」という行動とスマホがなかなか結び付かないということです。

パソコンを使いこなすことと、検索を使いこなすことは大きなスキルでした。

なので、最初にパソコンになれている人(今の20代後半から40代くらい)がスマホを使うようになったのは、パソコンの代替としてみなされたものだと思います。

なので、検索行動というのは大きく変わりませんでした。

しかし、スマホが普及するにつれて、今までパソコンを使っていなかった…ほしい情報にどうやってアクセスするのかを意識していなかった層がスマホを使うようになります。

それに伴って、アプリやサービスのあり方も変化してきました。

検索のやり方をCMに出すGoogleの皮肉

一言でいうと、スマホに行く大きな変化としては、「考えさせないこと」だと思っています。

ほしい情報に検索でたどり着くには、割と頭を使う必要がありました。

欲している情報が何か、ということから、どういった検索条件をつければ情報にアクセスするか、ということが考える要素です。

最近のスマホのサービスやアプリは、極力そこを考えないように設計されています。

Gunosyの、自動でオススメのニュースが配信される、ということもその一つです。

yahooニュースも、つくりがGunosyっぽく変わりましたね。

自動でオススメが届くというのは、考えさせない流れです。

googleのTVコマーシャルでの皮肉は、検索のやり方を宣伝していること。

検索が優れている、とかではなく、状況に応じてこんな単語を入れるんだ、ということを宣伝しているように見えます。

検索という「高度な技術」を使いこなしてgoogleにアクセスしてもらうよう、宣伝まで打つ必要があったのです。

必要な情報が自動化される日

google内でどういった経緯があったのかはわかりませんが、検索のやり方をCMに流す一方で、googleNowというサービスが進化しています。

これは、もう検索をさせずにgoogleにアクセスをさせるという手法ですよね。

天気を知るためには、例えば「新宿 天気予報」で検索する必要がありました。

しかし、現在の居場所であれば検索せずとも、googleがもつ天気予報の情報が表示されています。前もって用意されているのです。

ここに、他の検索エンジン(yahooとか)に行く余地はありません。

androidのスマホをもっていれば、「検索」という行為から解放されて、自分に合った情報が自動で送り込まれてくるのです。

googleと人工知能

最終的には、どんな状況の、どんな人に、どんな情報を届けるか。

このあたりを精緻化していくことを人工知能がになっていくのかなーと思います。

膨大なデータを総当たりで見ていくのは、人の手でやるには限界があります。

そこは、分担してどんなにデータを見ても疲れない、総当たりで客観的にデータを出せることを機械(人工知能)に任せるというのがgoogleの見ている未来なのかな、と思います。

そう考えると、単純にデバイスでiPhone対androidなんていうつまらない構図ではなくなりますね。

考えずにgoogleにアクセスしてしまうデバイスを、世界中の人が利用している状態。

これがゴールになります。

googleは、検索から広告ビジネスを作り上げました。

検索がされない時代になっても、きちんと収益の柱たる広告が守られるように、きちんとビジネス設計をしているのですね。

今後、検索行動がなくなったすれば…googleという検索エンジンとしての名前が過去の遺物として残るような時代が来るのかもしれませんね。 

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