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スマホの世界や、これからの先進技術をご紹介。

スマホの通信速度、ベストエフォートってなんだろうか:WiMAX2+から考えよう

  • WiMAX2+が全然使い放題じゃない!というような騒ぎがありました。月間の通信量とか、3日で3GBの制限に関して争いつつ、現時点では「広告表現を改める」ということで終息させたい会社と、終わらせられない集団訴訟が盛り上がりそうです。

しかし、制限についてもそうですが、ちょっと気にすべき表現が「ベストエフォート方式」という言葉。光回線だと、メガをも超えて1Gbps!とかうたっていますが、その速度が出ないのはなぜなのでしょうか。

目次

  1. プレミアム4Gも出て速度が速くなるドコモ回線
  2. ベストエフォート方式という甘美な言い訳
  3. 格安SIMもベストエフォート

プレミアム4Gも出て速度が速くなるドコモ回線

ドコモ等の通信各社は、「最大速度」を広告に出しています。最近は、ドコモが「プレミアム4G」という宣伝もはじめ、最大で225Mbpsの速度が出ますよ~ということを言っていますね。

しかし、実際にスピードテストをしてみたことがある方はすぐにピンとくるでしょうが、こんな速度が出ることはまずありえません。通常のLTEで最大150Mbpsの話ではありますが、10~20Mbps出ていれば大喜びの速さで、実際は3~5Mbpsを行ったり来たりしてちょっと失望する…これが現実でしょう。

プレミアム4Gに対応することで、ちょっとくらい速度が増すかもしれませんが、3ケタになることはあまり想像ができません。

ベストエフォート方式という甘美な言い訳

この事象は、ドコモに限ったことではありません。auにしろ、ソフトバンクにしろ最大速度はほぼ同程度のものを宣伝しています。しかし、実際の速度が期待できないのはドコモと同じですね。

なぜこんなことが起きるのでしょうか?表示速度の注釈に「ベストエフォート方式」ということが記載されていることに注目してみましょう。

プレミアム4Gの225Mbpsは「理論値」

さきほどの225Mbpsとは、「理論上の最大値」という数字です。物理の問題集でも、「ただし摩擦はないものとする」とか注釈が入ることもありますよね。実際に利用するシーンでは実現できない、理想的な環境で実験をしたら、225Mbpsが理論的には達成できる…ということ。

なので、スマホの話でいえば

  • 基地局から離れている
  • 地下で電波が入りづらい
  • 周囲でたくさんの人が使っている

などなどの条件があれば、当然のように遅くなってしまいます。

ベストエフォート方式とは

広告より遅い速度しか出ないじゃないか!というのに対する注釈が、例の「ベストエフォート方式」です。理屈の上では225Mbpsでるけれど、実際は上記のように環境の違いがあるから、そこで出せるスピードで許してちょうだいね~というお話。

ベストエフォート=最大限努力します!という精神論なのです。

格安SIMもベストエフォート

そのために、実際にどのくらいのスピードが出るのか、理論上の最大値を見ることもいいのですが実際の測定値をしっかり見ておくことに大きな意味があります。都心の混雑した家電量販店で、実際に使わせてもらうのが体感速度が分かって一番いいですね。

格安SIMはドコモ回線を使っているが…?

注意をしなければいけないのが、最近話題の格安SIMです。だいたいのところは、宣伝で「ドコモと同じエリア」をしきりに言っていますね。そして、電波もドコモと同じを使っているので、理論上の最大値もドコモと一緒になります。

しかし、実際には、格安SIMの会社はドコモから回線の一部を借りて利用しています。そのため、借りている回線の量と利用者の数のバランスによって、出る速度はバラバラになったりするのです。なので、格安SIMを使う場合こそ、しっかりとしたレビューをみておくのが重要ですね。

エリアにもよりますが、私の場合はNTTグループのOCN モバイル ONEを利用しており、日によっては40Mbpsを出すくらい安定して利用できています。

ぜひ、賢く調べて使っていきたいですね。

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