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スマホの世界や、これからの先進技術をご紹介。

全社員にスマート体組成計を配るソフトバンクはIoTの先駆けか?

ソフトバンクのARM社買収が騒がれていましたね。

ARM社の特徴としては、スマホを中心とした小型デバイスに必須かつ高シェアのものであり、今後IoT機器が世界的に普及するにあたり欠かせなくなるものになるにつれ、どんどん組み込み数がでるだろう…ということ。

そして、ソフトバンクのARM買収の意味としては、IoTにどんどん力を入れていくのではないかなーということ!

では、ソフトバンクが既に取り組んでいるIoTとはいったいどのようになっているのでしょうか。

きちんとビジネスになっているものを1件取り上げて考えてみます。

ソフトバンク、全社員にスマート体組成計を配布

先日リリースが出ていたものは、こちら。

全社員に3G通信機能を搭載した、スマート体組成計を配布するというもの。

体重や体脂肪といったデータを、乗った後にスマホやパソコンに通信するというものですね。

これだけ見ると、確かにIoT系だなぁ…という気持ちになります。

しかし、先進的かというと、やや疑問符が。

今回、配布の対象になっているのはスマート体組成計301SIというもので、発売日は2014年の2月。

2年半前のものを全社員に配るというのは…ある意味在庫処分のような状態に陥っているのでは。

スマート体組成計は月額課金ビジネス

上記のスマート体組成計、さすがのソフトバンクなので1台いくらで売り切って終わりではありません。

きちんと月額課金モデルに仕上がっています。

利用料金は月額約600円なのですが、格安スマホの全盛で500円あれば普通にスマホが利用できる中、この価格帯で勝負するのは非常に厳しいと言わざるを得ないのではないでしょうか。

こういった健康サポート事業は、ドコモでもオムロンと一緒に会社を作って(ドコモ・ヘルスケア)実施はしていますが、どうにも金額的に厳しいのではないかなぁとみてしまいます。

パーソナルカラダサポートを追加で100円

ちなみに、健康管理という意味では、アドバイス機能もついているパーソナルカラダサポートというサービスが同時に利用することもできます。

こちらは月額100円の追加料金がかかりますね…10月末までの加入で永年無料とありますが、果たして。。

そもそも体重計の料金プランがだいぶ高額ですからね。

IoTのごり押し普及で利益は上がるのか

今回の全社員に配布する、というのは、IoTに関する社内の知識をつけるという意味では非常に前向きなものなのかな、と思います。

自分で利用したことのないものってなかなかイメージができないですからね。

まぁ、2年半前の在庫処分と社員の自己啓発を兼ねてなら、あまりお金を追加でかけずにいい取り組みなのではないでしょうか。

…相当数在庫が残ってるんだろうなぁ、と悲しく思いますが。

無料で使える体組成計も便利

ちなみに、3Gの通信モジュールが必要かどうかというのは、結構疑問が残ります。

時期的に、ソフトバンクのスマート体組成計よりも後の発売なので機能的に優れているというのはありますが、オムロンの体組成計が割と高機能。

同様に体重、体脂肪のようなデータを1か月分は体重計本体に蓄積しておき、さらにおサイフケータイ対応スマホ(Xperiaとか)をかざせば、自動で残っている期間のデータをスマホのアプリに転送してくれるというもの!

おサイフケータイ(NFC)を利用しているので、近距離通信はしますが月額課金は不要という素晴らしいもの。

ちなみに、iPhoneでもアプリだけは利用可能なので、昔のandroidスマホを持っていたらandroidでデータを取得して、クラウド連携でデータはiPhoneで見る、とかも可能です。

しかも6,000円ちょいで月額課金なしですしね。

これを機に、安いおサイフケータイ対応機とセットでもIoT気分は十分味わえそうです。 

  

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