読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

目で見て体験

スマホの世界や、これからの先進技術をご紹介。

ポケモンGOと歩きスマホの違い:急ブレーキをかけないで

サービス スマホ/IT

日本でスタートしてからの、ポケモンGOの流行りっぷりがすごいですね。

ARの領域はとても興味深いので、いろいろと考えるところはありますが、今回はビジネスを離れて危ないなぁ…と思っている点。

よく言われているのが、「歩きスマホが増えている」ということ。

ただ、歩きスマホは今までも多くいたので、本当の問題はもっと別のところにあるのではないかと…

ポケモンGOと歩きスマホの大きな違い

電車の中、近辺の道。

意図せずに見えた画面に見えるのはモンスターボール…という風景が増えてきました。

ポケストップがある公園には、時間を問わずにたくさんの人がひしめいています。

歩きスマホが増えた?飛び出しの可能性?

本当に危険なのはそこではなく…「急に立ち止まる」人の増加ではないでしょうか。

クルマは急にとまれない…ポケモンGOに興じる人は?

よく言われることです。クルマは急に止まれない。

これを、自転車で公園(サイクリングコースがあるので…)を走っていて痛感しました。

人の群れは仕方ないと考えています。

しかし、マナーが悪いなと思うのは、道の中心でずっと止まってモンスターを捕まえている人々

木陰やなんかにはもう人がいっぱいいるから真ん中に出てくるのでしょうが、ランニング・サイクリングコースのど真ん中にスマホをもった集団がひろがって立ち止まって、スマホを触っている風景はなかなかに恐ろしいもの。

それに加えて、ランニング/サイクリングの垣根もこえて少し歩きながら、(おそらくモンスターを見つけた瞬間)立ち止まってモンスターボールを投げる。

正直なところ、飛び出しであればある程度危険なゾーンは分かるので、事前に察知することができなくもありません。

しかし、前を歩いている人が道の真ん中で急に立ち止まったら…かなりぶつかる危険性は高くなります。

通常の道であれば、自転車は車道を歩いているのでいいのですが、現状として公園のサイクリングコースであったり、広い道で自転車専用道が用意されていても結局歩いている人がそこにいる、ということが起きており、ハラハラすることは多いです。

なぜポケモンGOで問題が起きるのか

上記の歩行者用の通路と自転車専用道の問題に関しては、正直なところポケモン関係なく起きていることです。

そこを歩く人がスマホを触っていることも、悲しいかなよくおきます。

それに加えて、ポケモンGOだと何が問題なのか?

やはり、急に立ち止まるところだと思います。

クルマであっても、みんな流れで走っていると思うからこそブレーキをかけずにみんなが進んでいくわけです。さらに、止まるのであればブレーキランプが光るので、そこから後続車は予見しながら進んでいく。

しかし、歩行者にはそんなランプはついていません。

通常の歩きスマホであれば、情報は逃げませんから何かあったらスマホをおろしてそのまま歩き続けます。

しかし、ポケモンGOのようなモンスター出現と、捕まえねばという意識が働くものであれば、あたかも「緊急の要件」かのようにその場で立ち止まってしまう、ということが起きますね。

周囲に対する想像力の欠如と教育

ポケモンGOが示唆してくれるのは、ゼロかイチかで善悪の判断ではありません。

ARゲーム自体は将来の可能性も感じるものですし、テクノロジーの一環としてとらえるべきもの、体感すべきものだと思います。

それに興じるのもとてもいいこと。

しかし、自分がここを歩くこと、ここで立ち止まることで周囲にどんな影響が生じるのか?

ひいては自分の身に何が起こるのか?

そういった、自分の行動が及ぼす影響範囲にたいして、あまりにも想像力が欠如する人が(当然ながら)一定数存在することが問題なのかと思います。

ポケモンGOが流行する、事故が増える。

それは単なる、目の前で起きている現象です。

ならばポケモンGOを規制するのか、といった対処療法的なものではなく、なぜポケモンGOで事故が起きるのか?

それを使う人はなぜ問題を起こすのか?

…今回であれば周囲に対する想像力の欠如など…

これを、解決するための教育が求められる、ということではないでしょうか。

技術はどんどん進歩することを楽しく受け入れて、それを扱う人のマナーも、これから新しく学ぶべき・教えるべきことがどんどん進歩していくように思います。 

関連記事