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ドコモがガラケーユーザーをスマホに:月額1,520円割引のはじめてスマホ割の真意

第一四半期の決算も大幅増益で好調なドコモから、値下げのような値上げのようなニュースです。

パッと見たところだと値下げっぽくも見えますが、果たしてその実態は…?

ずいぶん長くガラケーを使っているユーザーだけが対象です。

1,520円割引、ドコモのはじめてスマホ割とは

今回発表されたのが、「はじめてスマホ割」というサービス。

対象ユーザーは限定されますが、ドコモのスマホの月額料金が1,520円安くなる…というもの。

同様の名称をした割引が過去にあったような気がしますが、その時は機種代金からの値引きだったように思います。

細かく割引の内容を見ていきましょう。

ドコモのはじめてスマホ割の内容

  • 対象ユーザー
    ドコモのFOMAガラケーを18か月以上利用ユーザー
  • 条件
    Xiスマホにプラン変更して、カケホーダイとパケットパック加入
  • 割引内容
    カケホーダイ:2,700円⇒1,180円(▲1,520円
  • カケホーダイライト:1,700円⇒850円(▲850円)

カケホーダイの料金が1,520円安くなるのですね。

パケットパックが条件、というのがまぁそりゃそうか…というもの。

ドコモのはじめてスマホ割はオトクなのか

毎月の料金が安くなる、というのは確かに事実ですね。

なので、ずっとガラケーを利用していて、そろそろスマホにしようかな~と考えていた人にとってはオトク、というのは間違いないことでしょう。

しかし、単純に安いから変えよう!となると、それはどうなのか?という落とし穴もあります。

総額で考えてみましょう。

そもそも、今ガラケーを使っていてほぼ通話専用であれば、基本料金プラスαで2,000円もしない程度で利用しているのではないかな、と。

今回の割引で機種変更したとして、機種代金を抜きに考えても、

  • カケホーダイ:1,180円
  • spモード:300円
  • パケットパック(2GB):3,500円
  • 総額:4,980円

という金額になります。

…ここまで計算して分かりましたが、これでギリギリ5,000円におさまる料金プランになりますね。

総務省からまたいろいろ言われている通信業界、料金について言及された際には家族のシェアプランで割引を駆使すれば5,000円におさまる…という苦しい説明をしていましたが、今回の割引プランを導入することで、ガラケーからの行き先として5,000円をきる料金でいけるようにしてますよ!

という、言い訳を見事にできるような仕組みではないでしょうか。

ドコモの料金プランにスマホの闇をみる

正直なところ、決算説明会の内容をきくにつけ、スマホの料金はもっと安くなる、というのが実感なのですよね。

各種サービスも伸びてきています!とはいうものの、利益貢献としては微々たるもの。

それも、ドコモショップに行ったとき、機種変更をしたら強制的に加入するようなサービスでの収入なので、サービスの実力としてはどの程度のものなのかもよくわかりませんよね。

あとは複雑化して、年間1兆円程度の利益がでるように調整していく…というけた外れの技を持っています。

スマホは非常に便利なのですが、通信事業者という制限・枠があるのはなかなかつらいなぁ、と思いますね。

…本当に上記の理由で今回の割引を導入したのであれば、総務省が口を出すことの無意味さも併せて虚しくなります。。 

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