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GalaxyNote7の虹彩認証は富士通泣かせの新技術?

日本での発売はアナウンスされていませんが、グローバルでは8/19に発売開始となるサムスンのペン付きデバイス、GalaxyNote7です。

今回の特筆すべきポイントとして、ペンまで含めての防水と大画面…といったところもあるのですが、もう1点気になる情報があります。

セキュリティ関連の技術ですが、生体認証の搭載…「虹彩認証」ができるようになっています。

参考:GALAXY Note7が発表、edgeじゃない防水モデル

瞳でロック解除、虹彩認証とは

虹彩認証、と言いますが、いったいどんな技術でしょうか?

平たく言うと、指紋認証のようなセキュリティ認証手段なのですが、それを瞳…目で見て実現しようというものです。

指紋認証であれば、ロックを解除しようとしたらどこかボタンをなぞりますよね。

虹彩認証は、画面を見つめるだけ。

まったくの普段通りの行動で認証をしてくれるようになっています。

サムスンのGalaxyNote7での精度がどの程度のものかはまだ分かりませんが、過去にドコモで虹彩認証搭載していた富士通arrowsの商品発表会では、加藤社長(当時)が自信満々にプレゼン、双子であったとしても見分けることができる、ということをアピールしていました。

セキュリティの富士通の虹彩認証

前述の通り、虹彩認証はいつから技術化されているか?という意味では、ドコモの昨年夏モデル(2015)の富士通arrowsからです。

これに関しては、富士通はガラケーの時代から積極的に指紋認証を搭載しており、セキュリティに手厚かった実績がありますね。

それに加えて、新しい生体認証として虹彩認証をいれてきた…というものです。

…なかなか実際の利用には大人気!!とまではいかなかったようですが…

参考:虹彩認証搭載!富士通arrowsは5/28発売(ドコモ2015年夏モデル)

虹彩認証をオープン化するサムスン

サムスンは、指紋認証についても比較的早くおいついてきました。

おそらく、iPhoneに搭載されてからイケると判断したのでしょう。

方式もiPhone同様にホームボタンでロック解除、です。

かたや、虹彩認証はappleに先駆けて搭載してきましたね。

さらに面白いのは、この虹彩認証をオープン化するということ。

富士通がarrowsで失敗しただろうことは、虹彩認証が利用できるサービスが限られていたこと。

つまり、虹彩認証を使えたら便利だけど、アプリやサービス単位で対応していない、ということであれば従来通りのパスワード入力をしなければいけない、という非常に残念な、盛り上がりに欠ける仕様でした。

そこを、サムスンは開拓していきます、と。

開拓という言葉には語弊がありますが、虹彩認証を使えるアプリやサービスを自由に開発していいですよ~、と準備をするわけですね。

確かに、アプリやサービスのすそ野が広がらないと、虹彩認証の魅力は生まれないので、他社の力を借りながらここを強めていくのは非常に理にかなっています。

…このあたりを日本企業ができなくなってきたのは大いに残念な世界ですね…

海外メーカーがセキュリティを手にする日

これによって、富士通が失敗した虹彩認証のプラットフォームをサムスンが手にしたら、メイドインジャパンのなんとなくの信頼性のうちの一つ、セキュリティに進出しているということになるのでしょうか。

スマホにも虹彩認証を搭載して、これからのIoT時代にセキュリティ分野にも投資ができるというのは、割と面白いかなーと。

サムスンのサードパーティのアプリ市場をどれくらい開拓してくれるかは、結構楽しみです。  

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