読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

目で見て体験

スマホの世界や、これからの先進技術をご紹介。

日本通信の個人向けMVNO事業譲渡とは?

格安スマホ(MVNO)の先駆けとしてサービス提供をしてきた日本通信ですが、このたび個人向けの格安スマホ(MVNO)事業をU-NEXTに譲渡することが発表されました。

今でこそたくさんの格安スマホが乱立していますが、その先駆けとして活躍してきた日本通信。

撤退の背後にはどのような事情があったのでしょうか。

日本通信のMVNO事業の歴史

日本通信がドコモ回線を利用してのMVNO事業を開始したのが、2008年と、今から8年前の話。

※FOMA回線を利用した個人向けのデータ通信

当時はまだスマホが一般的でもなく、決して一般に有名ではありませんでした。

実際に個人向けには、SIMフリーのスマホが世に出回ってもいなかったことから、ドコモのスマホ…いわゆる白ロムに対して利用することができるSIMカードとして、2010年くらいからがメインになるでしょうか。

私も個人的に使っていて、速度に関しては満足いくところではありませんでしたが、その当時から500円で低速ながらもスマホを利用することができるというのは大きなメリットであったように記憶しています。

MVNOの事業譲渡先:U-NEXTとは

今回は、事業の譲渡先として既にMVNO事業を営んでいるU-NEXTを選んでいます。

日本通信の立ち位置としては、回線提供と事業運営支援、いわゆるMVNEと呼ばれるものになります。

今回の譲渡の意図としては、価格競争だけではないMVNOの新たなる価値を模索する、とのことですが、果たして達成できるのでしょうか。

そもそも、日本通信は現状で赤字を計上していました。

厳しい見方をすれば、競争激しいMVNOの業態で顧客から選ばれていないということ。

顧客に選ばれていないMVNOが、事業支援をすることに意味があるのかな…という意味で懐疑的になってしまいます。

格安スマホの未来

格安スマホメーカーがそろそろ口をそろえて言い始めているのが、「価格競争だけでない世界」です。

しかし、現状まだ早いのではないかな…というのが実感。

まだ苦しい競争なのは理解していますが、圧倒的な認知と利用者数があるのがドコモやauソフトバンクといった大手キャリア。

MVNOはまだその一角とはいえません。

この状態でクオリティ云々の話から価格を徐々にあげていくと、また以降障壁の高さから追いつけない世界がくるのだろうなーと。

キャリアは問わず、まずは格安スマホが選択肢に入る未来がこないとダメなんだろうな、というのが実感です。 

関連記事