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ワイモバイルのワンキュッパ割の本気さが伝わる3つの理由

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格安スマホ、キーワードとして順調に伸びてきています。

一方で、ドコモやauの決算発表でも警戒感を示されているのが、意外な伏兵であるワイモバイル。

特にワンキュッパ割でその名のとおり1,980円で通話と通信が使えるようになってからは、両者の警戒感もよくわかる状態となりました。

ワンキュッパ割はかなり充実しています。

1,980円で、2GBのデータ通信と10分以内の通話無料。

実際の店舗を街中で見かけてこの金額はかなりの割安感がありますね。

決算で言及するドコモとau

ドコモの加藤社長から吉澤新社長、そしてauの田中社長。

決算で問われて言及するのが、MNP先としてのソフトバンクではなくてワイモバイル。

ドコモの決算では顕著なのですが、カケホーダイプランが功を奏して、ユーザー全体は値上げになっている、それにより増収増益を達成している…という絵を描いています。

つまり、スマホユーザーになると7,000円オーバーで利用することが大半、という絵ですね。

では、その料金に愛想をつかすならどこに行くか?

一昔前であれば、安そうな「イメージ」のあるソフトバンク(実際は3社ほぼ横並びの料金)に移行していたところかと思います。

しかし、3社の料金プランはほぼ同じ。

そこで、7,000円もの料金を払わずとも1,980円で近いクオリティを保っているワイモバイルへの流出が無視できない状態になってきたということでしょう。

一般の格安スマホはドコモが儲かるが…

流出を懸念するのはワイモバイルだけなのでしょうか?

いわゆる格安スマホ(DMMモバイルや楽天モバイル)に警戒感を示すべきでは?

これに対する答えは、MVNO(格安スマホ)の仕組みにあります。

MVNO各社の大半はドコモ回線を利用しています。使えるエリアはドコモと同じ~といったことを各社がプロモーションしているのを聞いたこともあるのではないでしょうか。

ドコモ回線を利用している、ということはつまり、MVNO各社がドコモに対して回線使用料を払っている、ということですね。

なので、ドコモとしては収入がゼロになるわけではなく、格安スマホに言ったユーザー分も利用料金が(少額ながら)はいってくる。

そしてauも同様に、UQモバイルを自社のグループにいれているので、結局きちんと自分の懐にお金が入るような仕組みになっています。

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ワイモバイルがいま本気になる理由

それでは、ワイモバイルの立ち位置はどうなるのでしょうか。

ワイモバイルは、もともとはウィルコムとイーモバイル。

それをソフトバンクが買収し、ワイモバイルというブランドで子会社として展開しています。

ソフトバンクは、500円で利用できるような格安を持っていない代わりに、今までウィルコムやイーモバイルが抱えていた店舗を利用して、格安スマホに近い金額ながら店舗での手続きやフォローができるという体制を確立したわけですね。

格安スマホの認知度が高まってきた今、まだ迷っているユーザーをサポートが少なくともMVNOよりは充実しているワイモバイルに取り込んでおけば…

そうすると、7,000円⇒1,000円の流れよりも、1,980円⇒1,000円の差はめんどくささが勝つ、だから今せめるのだ!という理屈を察します。

勝ち馬に乗る重要性とワイモバイル

推測ですが、1,980円という金額はワイモバイルとしてもやや無茶…とはいえきちんと利益が出る範囲内、というレベル感なのではないでしょうか。

それは、期間限定のプロモーションで1,980円を頻繁にやっていることからもうかがえます。

ソフトバンクグループとしては、できれば最低金額として2,980円を支払ってほしい意図はあるでしょう。

しかし、きちんと利益がでるのなら、今後雪崩をうって格安スマホにユーザーが流れる前に自社に来てもらいたいというのが本音のはず。

今後、きちんと立ち位置がとれたなら、2,000円前後でサポートがしっかりあるキャリアの中のトップという新しい立ち位置を手に入れられるはず。

そして、ワイモバイルではiPhoneの取り扱いであったり、android oneという新しい端末の取り扱いを独占的にしていたり…そのあたりも魅力です。

料金を安くはしたいけど、格安スマホには不安がある…

そんな方々が勝ち馬に乗れるのは、ちょうどこの移行期のタイミングのように思いますね。 

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