日本通信がセット販売したWindows版のVaioPhoneは、なんとも言えない仕上がりのものでしたが…
この度、ずっと気になっていた、android版のVaioPhoneAを入手しました。
これまで利用していたSONY製のXperiaZ3と比較しながら眺めてみます。
VaioPhoneAの特徴
VaioPhoneAは、android搭載のVAIO株式会社製のスマホ。
Made in Chinaではあるのですが、PCと同様に安曇野工場で作られていることのアピールか、箱を開けるとFinish in Azuminoのカードが入っていました。
…これは別に嬉しいのか?と疑問がわきますが、とはいえ普通のスマホよりは特別感を出したかったのだろうな、と理解をしています。
過去のWindowsベースのスマホの反省を生かしてか、今回はきちんとandroidの使いやすいスマホになっています。
オクタコアのCPUに、3GBのRAM。
フルHDの液晶で、普段使いには十分なスペックです。
デュアルSIMかつデュアルスタンバイ
個人的に、今回VaioPhoneAを選んだ決め手になったのが、国内で販売されているスマホには珍しいデュアルSIMかつデュアルスタンバイだったこと。
SIMが2枚入るので、通話はドコモの定額カケホーダイ、通信は格安スマホ、ということで電話もバリバリ使って格安にしたい、というニーズを満たすことができるわけですね。
デュアルSIMの機種を選ぶときの注意点が、2枚とも同時待ち受けをすることができるか、ということ。
自分で毎回使い分けをする必要がある機種もあるので、注意が必要です。
VaioPhoneAはこれを満たしていたのが選んだ理由です。
XperiaZ3と比較すると…?
さて、少し古い機種になりますが、実際に利用していたXperiaZ3と比較するとどのような感じでしょうか?
正直なところ、Xperiaの方が格上だな、という感は否めません。
ボタンの位置であったり、画面をノックすればスリープ解除する機能だったり、おサイフケータイだったり…
地味に使うな、という機能がきちんと押さえられているのがXperiaでした。
それに比べると、VaioPhoneAはまだかゆいところに手が届かない部分も多くある、というのが実感です。
コスパは上等
とはいえ、VaioPhoneAは選んで正解だったな、というのも実感。
なぜなら、その価格。
Xperiaシリーズは、SIMフリーの正規版は売っていないので、ドコモ等のキャリアで買う必要があります。
そうすると、8~10万円(割引きがあるにしても)の金額、割引き考慮しても5万円前後と毎月の正規料金。
それに比べると、VaioPhoneAは2万円台の半ば。
この値段の差は大きかった。。。
ということで、VaioPhoneAはXperiaと比べると見劣りしますが、この価格帯のSIMフリースマホ群から比べると、持った時の満足感が群を抜いています。
ということで、通話が多いけれどスマホの料金を下げたい!という方には、胸を張ってオススメできるスマホです。